“楽=良い姿勢”ではありせん


 姿勢っていくつになっても気になりますよね。

 

姿勢が悪いと身体の不調にもなりやすいし、見た目も美しくありません。

また、使われる筋肉の数が減ってしまうのでどんどん筋力低下し、さらに姿勢をキープするのが辛くなってしまいます。

まさに負のスパイラル。

 

子どものころは姿勢が悪いとお父さんやお母さんに注意された経験もあるかもしれません。

しかし、大人になると誰に注意されることもないために、姿勢を気にしなくなっていませんか?

 

腰痛・肩こり・四十肩・円背・ポッコリお腹・垂れたお尻・振袖な二の腕…

これらと姿勢は切っても切れない関係です。

1つでも該当する項目があれば姿勢の見直しをすることをオススメします。

 

 

とはいえ、どんな姿勢が正しいのかって自分ではわかりませんよね。

1つは、お腹の力が適度に入っていること

良い姿勢を保つためには適度な筋肉が必要です。

立っている時や歩いている時にまったくお腹に力が入っていない場合、それは自分で自分の体を支えられていないため、どんどん悪い姿勢になっていきます。

「立つ」という動作自体、重力に逆らった力が働くことで可能になります。

しかし、この逆らう力が弱くなってくると真っ直ぐ立つことが出来なくなるため、猫背となり円背となってしまいます。

ちなみに赤ちゃんが立ち上がって歩けるようになるのはその反対です。

 

とはいえ、ただただ力を入れれば良いわけではありません。無駄な力が入りすぎることで不調に繋がることもあります。その1つとして挙げられるのが、肩こり

・普段の呼吸が浅い

・深呼吸で肩が上がる

・深呼吸しても肋骨の動きが少ない

こういった傾向が見られる方は、肩に力をいれないと深呼吸が上手に出来ないため気付かないうちに無駄な力が入っている可能性があります。

この場合、肩こりにも繋がるので要注意です。

 

家でも簡単にチェック出来る方法がありますので、みなさんも試してみてください。

用意するのは1つだけ。

 

風船を使います。100均で売られているもので構いません。

 

椅子に座って風船を膨らませてみましょう!

できれば、動画でその瞬間を撮影しておくと後で分かりやすいです。

さて、膨らまなかった方はそもそも腹筋が弱いですから風船が膨らむように頑張りましょう。

これも、トレーニングです。

膨らんだ方は、動画を見直してみてどんな姿勢だったかチェックしましょう。

 

背筋が伸びて、首に無駄な力が入らず、お腹が凹んでいくような使い方が出来ていればこんな感じ。

背中が丸く、首に力が入り、お腹の力も押し出すような入れ方になるとこんな感じ。

無駄な力ばかりで非効率です。見るからにも姿勢が悪いですよね。

 

良い姿勢であるというのは

楽をするのではなく、効率良く体を使える状態に保つこと

 

皆さんが普段座っている姿勢で効率良く風船を膨らませることが出来ますか?

きっと多くの方が無駄に力を使い、間違った動き方になっているでしょう。

ぜひ、背筋を伸ばし、首に力が入らない方法で風船を膨らませてみてください。

お腹が凹み、しっかりと腹筋に力が入っているのがわかると

良い姿勢に一歩近づくことが出来ます。

 

 

よりもっと効率良く姿勢を改善したいという方は

パーソナルトレーニングで姿勢の癖をチェックし、自宅でも出来る簡単エクササイズメニューを組み立てることができます。

トレーナーがサポートしますので、自分ではわからなかった癖や傾向を知ることも出来ます。

気になる方はパーソナルトレーニングのレギュラーをご予約ください。