逞しすぎる脚を効率よく使うために


どんなスポーツ・ダンスをやっていても、変わらずに必要となるものの1つが

【バランス】

です。

 

バランスが崩れてしまえばパフォーマンスは落ちますし、怪我のリスクも高くなります。

バランス軸を整えることはどの競技であっても必要不可欠です。

 

スケートやバレエは片脚でバランスを取ることが多く

その中で反対脚や上肢を大きく動かさなくてはならないため

より効率良くバランスを保つ力が求められます。

 

先日トレーニングを受けて頂いた方のバランスチェックをしました。

チェック項目は『片脚スクワット』。

参考に正面から撮った写真がこちら

見てもらうと、右と左で全く違う軸の取り方をしています。

左脚は[股関節―膝―足首]のラインがまっすぐに近いのに対し、

右脚の[股関節―膝―足首]のラインは股関節が外へ流れてしまっています。

 

考えられる原因はいくつかありますが

この右脚から考えられる現状として・・・

・お尻の筋肉が使えていない

・太ももの外側の筋肉が発達している

・アーチを潰し、膝下ターンアウトになりやすい

・外反母趾などの足部疾患を引き起こしやすい

・ルルベで小指側に乗りやすく、軸が外側に流れやすい

こういったことが予想されます。

(あくまで、この方の使い方を見たうえでの推測になります。)

 

とはいえ、股関節が足部に対して大きく外側に流れてしまうバランスの取り方は、どんな競技であっても好ましくありません。

脚もどんどん太くなってしまいます。

効率の悪い立ち方は筋肉の付き方にも影響してくるため

太くなった脚の筋肉を落とすための、筋トレやストレッチだけを行っても効果は出づらくなります。

筋トレ・ストレッチとともに、競技に必要な立ち方やバランスの取り方も獲得することが重要になります。

 

 

まずは、自分の片脚スクワットがどんな姿勢になっているか動画を撮ってチェックしてみてください。

そもそもバランスが安定しない

脚のラインが揃ってない

太ももの前が辛い

等が当てはまる方は、まず椅子から立ち上がる「片脚スクワット座位編」をやってみてください。

以前ボディメイクのブログで紹介しているのこちらをご参考ください。

【ガニ股歩きはお尻をブスにする!?】