やってるつもりは自分にしか分からない


本日は木曜日。審美系に関するブログとなります。担当はトレーナー三輪です。

 

年末もバレエダンサーのトレーニング予約がすでに何件か頂いております。

最近では、お母さん方がお子さんの動き・日常生活の姿勢等から気になって受診されるケースが増えてきました。

年齢も小学生や中学生が多いです。

 

本来なら、通常のレッスンを受けて正しい使い方を獲得していれば

レッスンによって筋肉が使われ、踊りの中で強さを身に付ける事が出来ます。

しかし、バレエによる『間違った使い方』を身に付けてしまうことで

使い方に問題が生じ痛みが出てしまった、何度レッスンを受けても同じ動きが上手く出来ない…等

レッスンだけではカバーできなくなっているためにトレーニングという選択をしてもらっています。

 

 

 

治療が必要な範囲はもちろんあおいラボで治療を行いますが

最終的にバレエの動作で出てくる痛み等は正しい動作・使い方というものを

獲得した上で練習しなければいつまで経っても消えません。

これは治療したから」「もう痛くないから」といって手に入るものではありません。

 

治療が終了し、プラマイゼロ(±0)の身体になったところで、そこから必要な練習・トレーニングでプラスの身体へ。

基礎という土台の上に技術を積み重ねていかなければいけません。

 

 

葵の治療が終わり通常レッスンへ戻り卒業していくダンサーもいれば

トレーニングへとステップアップし基礎強化・筋力強化に励むダンサーもいます。

 

やっぱりそこからトレーニングを頑張ってくれているダンサーは、

自分の癖によって全然使えていなかった筋肉が反応するようになったり…

間違った使い方で狭まっていた可動域が十分に獲得出来たり…

目に見えて動作に変化が出ています。

 

バレエの動きに限らず、日常生活の姿勢が改善されたり

日頃の身体のだるさが感じにくくなったという大人ダンサーのお話もありました。

 

 

今までの癖を直すのって簡単なことじゃないんです。

ましてや自分一人でなんて。

 

「どこを見る」「何を見る」「誰と比べる」「どれが間違っている」…

 

それさえも分からなければ

 

「やったつもり」「意識したつもり」

 

にしかなりません。

 

 

 

お母さんから見て

『何度も同じことを注意されている』

『本当に意識して動いてるの?』

そう思った時は間違った使い方をしていないか?の確認作業をオススメします。