こんにちは(*´▽`*)トレーニング担当の三輪です。
最近、フィギュアスケーターのトレーニング以外にバレエダンサーのトレーニング指導を行うことが増えてきました。
現在トレーニングを利用しているバレエダンサーさんは、
小学生から大人まで、さらに女性も男性もいらっしゃっています。
トレーニング中、どの世代のダンサーさんでも比較的挙がりやすいのが
『先生にあばら骨を引っ込めなさいって注意されます』
『普段立ってる時の姿勢からお腹が前に出るんです』
『この子、反り腰って言われました』
・・・こういったいわゆる体幹のお話。
引き上げが出来ないんですね?
と聞くと
『そうなんです!!』
と、大人ダンサーもしくは保護者が反応します。
小学生にとっちゃ何のこっちゃさっぱりですが(笑)
あばらを出さないように引っ込めると…猫背になる
猫背にならないにように胸を張ると…あばらが出る
引き上げてって言われたから意識すると…肩があがる
肩を下げなさいって言われると…次は引き上がってないって言われる
あぁ、負の連鎖。・゜・(ノД`)・゜・。
みんな言われたとおりにやってるはずなのに上手くいかない
先生の見本と自分の動きを見比べても一目瞭然
ポイントは【注意された事だけ意識しても上手くいかない】ということ
『先生、さっきの話と矛盾してるじゃん!』と思ったらこれの答えにはたどり着けません。
バレエの先生が言う
・あばらを引っ込めなさい
・胸を張りなさい
・肩を下げなさい
・肩甲骨を下げなさい
・引き上げて!
これらって結局答えは一緒。
だけどね、この虫食い穴を虫食いのまま理解しようとするから迷子になるんです。
葵のトレーニングではこれを「呼吸」と一緒に考えていきます。
そう、その方法が≪座位腹筋≫。
え、呼吸なのに腹筋?
て思った人もいると思います。
まぁ、このあたりの説明は院長に頼っちゃいましょう(笑)
長時間姿勢を保ち続けたまま踊る為に必要な筋肉についてはこのブログを参照してください⇒院長ブログ
バレエダンサーは【引き上げたい】のではなく【踊りたい】が本来の目的なはず。
アンディオールが・・・アラベスクが・・・と言う前に
バーに掴まる姿勢から意識してみてはいかがでしょうか?
座位腹筋が含まれたベーシックトレーニングについてはこちらから☆