甘い誘惑から抜けられない理由


「甘いお菓子を食べすぎちゃうんです…」

 

クライアント様がトレーニングにお越しいただくたびに発するお言葉です。

「分かってはいるんですけど、甘い物に手が伸びてまた太っちゃいました」

それっぽい言い訳を毎回免罪符にしているような(笑)

 

しかし、甘い物をやめるという行為は気合でやめられるものではありません。

思考は普段の食生活に大きく影響を及ぼします。

食事から必要な栄養素が補われていれば甘い物に手が出ること自体減っていきます。

しかし、栄養素が足りていない場合

エネルギーを効率よく作り出すことが出来ないため

どんどん新たなエネルギー源を求めて甘い物(糖質)を口にしてしまいます。

 

糖質は消化吸収時間が短く

食品によって異なりますが30 分~2時間と言われています。

(消化吸収時間とは、内臓がエネルギーを消費し続ける時間ということです。)

 

ちなみに他の栄養素はというと・・・

たんぱく質⇒6時間

脂質⇒3時間

食物繊維⇒3時間

 

単純に、糖質よりたんぱく質を摂取する方が体内でエネルギー消費され続ける時間が長くなるため、

例えば同じ量・同じカロリー分の糖質よりたんぱく質を食べた方が腹持ちが良く、「何か食べたい」という衝動が起きにくくなります。

 

日常的にたんぱく質の摂取量が少ない人は、

日常生活動作レベルのエネルギーすら糖質に頼っている場合があります。

朝は必ず【パン+コーヒー(カフェオレ)】のような食習慣の方は要注意

 

まずは、ゆで卵やおみそ汁、手軽に摂れるギリシャヨーグルト等

わずかでもたんぱく質を含んだ食品を選ぶように心がけてみましょう。

 

自分の体にそもそもたんぱく質が足りているかどうかは

血液検査と食事調査を組み合わせてチェックすることも出来ますよ。

 

 

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