呼吸と姿勢と指しゃぶり


トレーニングや治療をしていると、

出来ない動きや苦手な動きには特徴があって、

それが「姿勢がよくない」ことに由来します。。

 

以前、旧東ドイツのスポーツのお話を書いたことあると思いますが、

同じ年代で、そのスポーツの得意な子を選抜してきても、成長期を迎えたりすると

脱落していく子がいる。

そんな中、脱落しない子の共通点は何か?を研究した結果が「ある姿勢」だったという研究結果がある。

ざっくり話すとそんな感じ。

 

今でいうところの「体幹トレーニング」として紹介されているものは、

その頃の旧東ドイツがしきりにやっていたこと。

別に「体幹トレーニング」としてやっていたわけではないのですが・・・・

アメリカに渡ると大体の物が商売がらみになり、ブームとなる。

 

さて、その「姿勢」ですが、

何かをやらせるときにつまづくものとして、成長段階で消失や統合されるはずの姿勢に関する制御系が、

上手く消失も統合もできていない結果だったりします。

これが「苦手」という動きとしてでたりもします。

また、こういう子たちの共通点は上手く呼吸ができないということ。

姿勢が悪いと呼吸も上手くいかない。

 

これ、実は歯科の分野でも注目がされ始めています。

「指しゃぶり」という行動。

習慣化すると歯並びに影響するので、早めに辞めさせるように指導する歯科医が多い。

今までは、それが理由で辞めさせようとしていた。

 

でも、予防歯科の分野では、指しゃぶりは

赤ちゃんがおっぱいを飲むときの飲み込みと呼吸ができる姿勢を作り出せていなかったことに由来するとのこと。

つまり、おっぱいを飲むときの姿勢が問題だったということ。

・・・・・とはいうものの、こういう情報って私のような医療従事者には伝わりやすいが、

一般の方たちにはなかなか広がらない現状がある。

 

うちも、たくさんの産前産後をみるようになり、

産後に赤ちゃんを連れてきてくれるママやパパも多くなった。

その時に、泣きながらエビ反りになる子などをみつけると

そっとアドバイスをしたりする。

この時期の情報は時にママたちを悩ませるものでもある。

なので情報提供は慎重に。

 

姿勢教育というのは、消失、統合されていないものは後からしっかりもう一度獲得させてやればいい。

葵でも、コアキッズ体操をしたり、風船膨らませたり、トレーニングのクラス作ってみたり・・・

いろいろと提供して改善している子どもをたくさんみている。

なので、未来は明るい。

苦手が増えて、できるが増えるのだから、物事に積極的になっていく。

 

ゼロ歳児から始める予防歯科。

東京にある未来歯科の川邉先生が積極的に発信しているので、チェックしてみるといいですよ。

かわべ式ゆびしゃぶり改善法

指しゃぶりをしていると歯並びが悪くなるって本当?

指しゃぶりも姿勢悪いって知っていましたか?

 

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三輪トレーナーが「美姿勢」のトレーニングを提供しています。

参加してくださった感想からチェックしてみてください。

あなたにも明るい未来とともに、行ってみたいところ、やってみたいことが浮かぶようになると思います。