その準備運動は本当に正しい?


先日、ブリッジに関する質問を受けました。

 

彼女が通っているバレエ教室では

とあるクラスに参加する場合、レッスンの初めに準備運動としてブリッジ歩きをしなければいけない

というルールがあり、高校生の彼女から

「たまに腰が辛くなるのですが、どうしたらいいですか?」

と聞かれました。

 

まず、バレエの準備運動として一番初めにブリッジを行うこと自体リスクが高いですし、

間違った体の使い方のままでブリッジをすることは、逆に怪我を誘発しかねません。

 

彼女からの質問は「どうしたらいいか?」とありましたが

そもそもクラスの初めにブリッジはやるべきではないというのが答えです。

しかし、全員必ずやらなくてはいけないということであれば、そのための準備運動を個別で行っておくことです。

突然動くのではなく、先に身体を動けるよう温めておくことでリスクを減らしましょう。

 

審美系スポーツ・バレエやジャズ等のダンスを行う上で柔軟性は欠かせません。

基準の1つとしてブリッジという動きがありますが、

1つ1つの関節・筋肉を個別で動かした最後に行うものであり、最初に行うべきではありません。

当院でも毎週土曜日の16:00~《フィギュアスケートの為の柔軟クラス》を開催していますが

ブリッジ動作を行うまでに最低でも20分以上、他の動きで全身の筋肉をストレッチしてから行っています。

 

間違った組み立て方では柔軟性を上げるどころか、怪我のリスクが高くなるだけです。

ただ我慢をし、忍耐で乗り越えるものでは無く、1つずつこなしていくことで可動域が増えていきます。

 

レッスンを受ける前に必要な準備運動はみんな同じとは限りません。

自分の体が違和感なく自在に動かすことが出来るためにはどんな動きが必要なのか

自分の体と相談してみましょう。

 

もしそれが分からないという方は

あおいラボで自分の体の現状をチェックしてみませんか?

 

 

柔軟クラスでは、

1時間かけてじっくり柔軟性を高める身体作りが出来ます。

※バレエ・チア・新体操・他…スケーター以外も参加できますよ!