ストレスが脂肪を増やす


『痩せたい!』と頑張って筋トレをしているのに

上手く結果が出ないという方がいます。

体の使い方や筋トレの方法が間違っている場合もありますが、

痩せたい願望が強すぎて自分の体を追い込みすぎている人

とにかく我慢をすることで痩せようとしている人

このような無理な方法をしている場合も結果が伴いません。

 

たとえ一瞬効果を感じたとしてもリバウンドに陥りやすいパターンになります。

 

せっかく筋トレをしても筋肉が脂肪に変わってしまうのは避けたいですよね。

このメカニズムについて少しお話します。

当てはまる方は要注意ですし、これからボディメイクを始めようと思っている方は知っておいてくださいね。

 

 

体重を落としたい!

もっと筋肉が欲しい!

と言って、

→食事制限

→毎日筋トレ

なんて、我慢しながらの生活を続けていると・・・

その生活に対してストレスを感じてしまいます。

この時に分泌されるホルモンが『コルチゾール』です。

別名ストレスホルモンと言われています。

 

 

イライラが瞬間湯沸し器のように突如起きるストレス(ノルアドレナリン)とは違って

比較的緩やかで慢性的なストレスと言われています。

先ほどお話したように、したくもない食事制限やきつい運動を続けているとコルチゾールの分泌量が増えます。

 

そのストレスに対処しようとコルチゾールは脳のエネルギーを確保する働きがあります。

「脳のエネルギーを確保する働き」⇒筋肉を分解し、ブドウ糖に変えて血糖値を上昇させる

 

筋肉が強くなろうとするとき、筋肉の細胞はエサとして糖(グルコース)が必要となります。

ただ、ストレスを強く感じると身体は脳にエネルギーを届けようとするため優先順位が変わってしまいます。

 

しかし、結局分解された糖の全てが脳に送られることはありません。

大量に余り行き場を失った糖は脂肪細胞へ蓄積されます。

 

 

この繰り返しによって筋肉が脂肪に変わってしまうというサイクルを作っています。

ボディメイクの結果が出ない…

すぐリバウンドしてしまった…

と、落ち込んでさらにストレスを抱えてしまうのも良くありません。

 

ボディメイクは苦しくてつらいモノではありません。

もっと楽しくて生活が豊かになるモノです。

「痩せるために!!!」ではなく筋トレそのものを楽しめる時間になるといいですね♪