適切な糖質の選び方


本日は火曜日。ボディメイクに関するブログをお届けします。

 

 

食事制限・減量・体形改善を始めるとぶち当たる悩み…

 

【何食べたらいいの!?】

 

以前、「ポテトチップスはジャガイモで野菜だから太らない」と言った学生がいるというお話を聞いたことがあります。

他にも見た目の大きさがそのまま体重になると信じて野菜よりもチョコレートを食べていた子がいるなんてお話もききました。

 

正しい情報を知っていればこのようなお話を聞いて「冗談!?」なんて思うかもしれません。

しかし、彼女たちは正しい知識を持っていなかったのです。

 

今回は『糖質』に関するお話。

ご飯・パン・麺・お菓子・清涼飲料水…世の中にあふれている多くの食品に「糖質」は含まれています。

最近では糖質制限ダイエットが流行っているのか、様々な場所でそのような言葉を目にします。

糖質が溢れた生活環境で糖質制限をするって…食べるもの無くなるじゃん!って思いますよね。

糖質も分けていくと「OKなもの」と「NGなもの」にざっくりですが振り分ける事が出来ます。

選ぶ時の参考にしてみてください。

 

 

糖質は、日常生活を過ごすうえで必要なエネルギー源となります。

スポーツをしている人に限らず、仕事や家事、通勤の移動時にもエネルギーは消費されます。

これらのエネルギーが枯渇しないために食事による栄養補給が必要となります。

しかし、糖質は摂りすぎれば脂肪に変換され体内に蓄積されます。

使われなかったエネルギーは燃えることなく脂肪となります。

「いつか使えるようにー」といういわゆる備蓄。

 

備蓄の数をいかに減らすことが出来るか…

これがまず1つです。

改善方法としては【1度に大量の糖質を食べないこと】

 

 

もう1つの方法が【血糖値の急激な上昇を引き起こさないこと】

 

糖質を補給すると血糖値が上昇します。

この上昇した血糖値を下げるために分泌されるのが「インスリン」です。

インスリンの特性は血糖値を下げる役割以外に

脂肪組織の合成促進と分解抑制の役割も持っています。

 

血糖値の上昇が激しいとインスリンの分泌量も多くなってしまいます。

 

上昇が激しくなる理由として

・1度に大量の糖質を摂っている

・上昇速度が速い食品を摂っている

これらがあります。

 

「朝食に菓子パンを食べて学校に行ったら授業中寝てしまった」

「パンと一緒に眠気覚ましのコーヒーを飲むけどお昼前に倦怠感と眠気がやってくる」

こんな記憶ありませんか?

 

これ、インスリンが分泌されることによって眠気・倦怠感が引き起こされています。

まだ午前中なのに眠気が襲ってくる…という場合、朝食の内容をもう一度見直してみましょう。

 

 

ポイントは「急激な血糖値上昇する糖質」ではなく「穏やかに血糖値上昇する糖質」へ変換することです。

『食べない』のではなく『食べるものを変える』ということ。

ライ麦パンやオートミール、玄米は比較的穏やかに上昇する糖質です。

(玄米は賛否が色々分かれますが、今回は血糖値上昇に限ってオススメしています。)

余計なものが入っていない一番シンプルなオールブランもオススメ。

 

 

朝から菓子パン・はちみつ&フルーツたっぷりヨーグルト・砂糖たっぷりカフェオレ…

身に覚えのある方は朝ごはんの内容を見直してみましょう。