足首から見る歩き方の見直し


冬になると外出を控えて家にこもることが増えますよね。

今年は特に多くの方が運動不足に陥った年だったと思います。

今よりも来年・再来年と忘れた頃に

筋肉量が落ちたことを実感することになるでしょう。

 

遠出することも難しい年末年始ですから

自宅近くをお散歩するようにしてみましょう♪

 

そして、時間のある方は

普段の歩き方を見つめなおす時間にすることをオススメします!

 

 

赤ちゃんのうちにいつの間にか覚えた「歩く」という動作ですが

正しい歩き方かどうかなんて学校の体育でも教えてくれません。

少なからず違和感を感じた親御さんが注意することはあっても

大人になってから歩き方を注意されることはめったにないと思います。

 

しかし、日常生活で間違った歩き方をしていれば

・外反母趾や偏平足などの変形が起こる

・靴を履いた時に痛みが伴う

・運動時のパフォーマンス低下や技術取得の遅延

・足部以外の膝や股関節・腰などの原因不明の痛みが発症する

・お尻や太ももを中心とした下半身太り

などの不調が引き起こされてしまいます。

※巻き爪などの爪の変形も歩き方が原因とされています。

 

 

歩き方が正しくない人や、足を怪我した人の多くは足趾のトレーニングを一生懸命やりがち。

もちろん足趾は重要です。トレーニングする必要があります。

指が使えていない人よりも使える人のほうが断然良いです。

しかし、アプローチするのはそこだけでは意味がありません。

合わせて必要になるのが『足首の動き』

 

 

まず、皆さんもチェックしてみましょう。

つま先が真っ直ぐ前を向いたまましゃがめるかどうか。

しゃがめるだけの足首の可動域が無いと足首の招きが不十分になってしまうため

代償動作としてペタペタ歩きやガニ股歩きになってしまいます。

他にも、踵を着かないでつま先で歩くいう場合もあります。

 

 

では・・・

脚を伸ばした状態で足首だけを曲げることが出来ますか?

小指の付け根が外くるぶしの真上に来るぐらいが理想。

 

ダメな例としては指が反っている場合。

足首の角度は変わっていません。

指が寄り上がってしまっているため、

これでは本来使いたいはずの足裏の筋肉が伸ばされてしまい意味がありません。

 

下画像のように指が動かずに足首のみ動かせられるようにしましょう。

 

より歩行のイメージに近づけようとするのであれば、ゆりかご運動を取り入れるのをオススメします。

【足の形は歩き方で決まる?】

 

 

身体の重みを使って足首に荷重をかけること

非荷重位で自分の筋肉を使って操れること

どちらも出来るのが理想。

 

 

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