足の形は歩きで決まる?


今日は土曜日。一般向けのブログになります。担当はトレーナ―三輪です。

とはいえ、今日の話題はアスリートやダンサーにもぜひ読んでもらいたい。

 

 

最近、私がトレーニングや治療に来られる方の運動療法を指導していると多くの方に見られるのが正しくない歩き方です。

 

間違った歩き方を続けていると、一般的によく聞く足の疾患【外反母趾】になりやすいとされます。

他にも【開張足】【内反小趾】【外脛骨】【足底筋(腱)膜炎】…等。

どれも歩き方・身体の使い方に影響してこれらの症状が引き起こされます。

 

間違った歩き方も、大きく分類してこれらの種類があります。

足裏全体で床に着く「ペタペタ歩き」

常に前重心でカツカツ歩く「ハイヒール歩き」

1本線の上を歩く「モデル歩き」

つま先を内向きにして歩く「内股歩き」

つま先を内向きにして歩く「ガニ股歩き」

胸を張りすぎたまま歩く「胸反らし歩き」

左右に揺れながら歩く「横ブレ歩き」

これらは外反母趾研究所代表の古屋達司先生著書『外反母趾はゆりかご歩きで治る!』の中でも紹介されています。詳しい内容はぜひ読んでみてください。分かりやすく解説されていました。

 

アキレス腱炎や足底筋膜炎等の症状がある方は、

踵をあまり床に着けずに跳ねるように歩く「ピョンピョン歩き」だったりします。(私が勝手に名付けました(笑))

これ、ダッシュ・切り返し等が多い【短距離・サッカー・バスケ…等】の競技を行っている選手に多くみられると言います。

オスグットの症状も歩き方が影響すると言われますが今回は長くなるので詳しい説明は控えます。

 

 

小学生の歩きを観察するとよくあるのが「ペタペタ歩き」。

足の指を使わないで歩いている子が多く、足指の動きをチェックしても思い通りに指を動かせない場合がほとんどです。

他の歩き方にせよ、正しい足の動きを獲得させて「ゆりかご歩き」が出来るようにすることで

足の裏や指の側面に出来たタコ・ウオノメも改善することが可能になります。

 

ゆりかご歩きを獲得する練習方法をご紹介します。

自宅で出来るので参考にしてみてください。

①腕を伸ばして手をにつき(右手の場合左脚・左手の場合右脚)前に出した脚の膝を伸ばし踵をつける

②身体を前に体重移動させ、床との接地面を踵から足の裏へ移動させる(同時に肘が曲がります)

③さらに肘を曲げて体重を前に移動を行い、足の裏から足の付け根、最後は指まで移動させていく

 

このように踏み込んでいく動きを繰り返し行うことで、正しい歩き方へ近づいていきます。

 

 

また、外反母趾や足底筋膜炎と診断された足部の痛みに関しましては、接骨院では保険適応外となります。

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