空気を取り入れて姿勢改善


当院ではおなじみ【リアラインコア】。

 

 

私がトレーニングでコアを使用する時、まず初めに確認することがあります。

 

 

それは

胸式呼吸が出来ているか

です。

 

 

呼吸に合わせて肋骨が正しく動いているかどうかのチェックをします。

 

よく見る光景として

・肩をすくめ、首に力が入る

・コア前面側を押し返すような力が入る

・そもそも息がしづらい

 

これらに当てはまる方が多いです。

 

本来であれば、

コアを着けた時に出来る左右の脇の下の隙間に肋骨が広がるのが理想です。

 

↑このあたり。

 

この動きを

下部胸郭の《横径拡張》と言います。

(覚えなくても良いですが…)

 

下部胸郭というのは、ざっくり言うと

肋骨の半分より下

だと捉えてください。

 

 

自分の肋骨が正しく動いているか知りたいという方は、肋骨(脇の下辺り)に手を当ててみてください。

 

ゆっくり深呼吸をした時に、ちゃんと手のひらで肋骨がふくらんだような感覚を感じられれば問題ありません。

たくさん吸っているはずなのに、

肋骨の動きを感じない…

前側がすごく動いている…

もしくは

深呼吸すら怪しい…

という方は、肋骨が正常な動きを行えていません。

 

 

ちなみにだいたいこのような方は、猫背で胸が張れていない姿勢の場合が多いです。

まずは、姿勢改善の前に呼吸改善からスタートすることをオススメします。

 

仕事中・車の停車中・駅のホームで電車待ち中どこでも気軽に出来るほぐし方法がありますので、ぜひ試してみて下さい。

 

やり方はとっても簡単。

一番下の肋骨の縁を手で掴めるようにするだけ。

 

 

ガチガチすぎる方の場合、肋骨の下に指を入れるのも痛いと思いますが、少しずつほぐす習慣をつけていると痛みも引き、呼吸が楽に出来るようになります。

お腹に指を押し込むようにすると内臓を圧迫させてしまうので、斜め上に骨に沿って押し込むようにすると大丈夫です。

痛みが強い人は弱い力から。酸素オイルを利用するのもオススメです。

 

 

何時間もパソコン作業で息苦しくなっている人はぜひ試してみてくださいね。