押し込んだ膝はゆがみに繋がる


先日トレーニングにお越しいただいた

大人ダンサーのフォームチェックで気になることがありました。

 

それは軸足が歪んでいること。

 

以前、姿勢に関するブログをアップしましたが、踊りの軸足も基本は同じ。

 

筋肉を使わず、関節に寄りかかるようにして立つ癖がつくと

軸が斜めになりやすく、脚のアライメントが歪んでしまいます。

 

ダンサーさんたちに多いのが、膝をロックした立ち方。

 

《膝をロックする》

 

・・・いわゆる

《膝の過伸展

になります。

 

写真なんかで見るとキレイに見えて過伸展の脚に憧れる…なんて子もたまにいますが

実際、過伸展した脚で踊ると怪我しやすくなります。

    

写真の右側は、膝をロックするような使い方に近い立ち方をしています。

このような使い方が癖になると

膝を支えるために太ももの前側に力が入りやすくなります。

そのため、見た目も前ももが張っているように見え、立ち姿勢が前のめりになります。

 

これを前から見ると

内側の筋肉が働いていないために膝が外へ流れてしまいます。

 

・膝下でターンアウトする癖がある

・お尻の筋肉が使えていないために外側荷重になっている

こういった癖があるタイプは膝の間に隙間が出来やすいです。

 

この脚のまま片脚でバランスを取ると

ふくらはぎや前ももに力が入りやすく、お尻・もも裏の筋肉が使いづらくなります。

 

6番ポジションで立った時に膝の間に隙間が出来やすいと、1番や2番で立った時に余計前ももへの負担が増えます。

パッセやタンジュの時に「寄りかからないで」と注意されやすい方は、普段の立ち方から見直すことをオススメします。

 

分かりやすい方法は

スクワットではなく【ブルガリアンスクワット】というもの。

段差や椅子等を利用して行うスクワットになります。

初めての場合は、低めの段差から行うことをオススメします。

いきなり椅子を使うのは難易度が高いので、低いところから行いましょう。

 

脚を前後に開いた状態で、後ろ足を段差に乗せておきます。 

この時、前の脚にしっかり体重を乗せておくのがポイントです。

 

この姿勢から、スクワットと同じ要領でゆっくりしゃがみ、

後ろ脚に体重が流れていかないようにスタートポジションまで戻ってきます。

 

 

過伸展しやすい子の場合、

戻ってきたときに膝を必要以上にロックする癖があるので、横から見た時に脚が真っ直ぐを維持できているかが重要になります。

お尻の筋肉をつかって膝のポジションをコントロールさせましょう。

(←NG姿勢)

体幹の力がない子もこの姿勢になりやすいので要注意です。

 

自分が思う真っ直ぐが本当に正しいかどうかチェックしてみてくださいね。