五月病なのは新人だけ?


年が明けたと思っていたらもう五月です。

5月になるとよく聞かれるようになるのが「五月病」という言葉。

これ、新入社員や新天地などで新たな生活を始める人たちが、環境に馴染めないまま体調を壊すいわば

【適応障害】

のようなものです。「5月病」はあくまで俗称。病名ではありません。

 

血液検査をしていると、事前に

「あーこの人新しい環境に馴染めないだろうなぁ」

と思うこともしばしば。

 

たとえば、単純にタンパク質や鉄が少ないと

「きっと、朝起きれないだろうし、立ちくらみとかするだろうなぁ」

それでもってエネルギー十分に作り出せないとなると

「お風呂入る元気もなくなっちゃうんだろうなぁ」

とか、

「寝てもなんだかいい夢みれないだろうなぁ」

とか・・・・・でも動けないから

「カフェインか、栄養ドリンクつかっちゃうんだろうなぁ」

と、とにかくその人の生活が妄想というか想像ができるのです。

 

本来は新生活が始まる前に、親御さんが食の大切さを伝えてあげるのがいいのですが、

私もそうですが、まずそういうことは教わってきません。

先日某所でみかけたアンケートでも、競技をしている親御さんの4人に1人くらいしか栄養に関しては知識を持っていないという結果がでていました。

まだまだ、競技力をあげるための栄養知識でさえこの程度でしかないので、

一般の方が健康になるとか、健康を維持するという面での栄養は基礎の部分から伝わっていないのだと思います。

実際、栄養指導をするときに5大栄養素を答えられない方が本当に多いです。

 

では、一人暮らしになった時、新しい環境になった時に気を付けることは?

「健康は失ってから知る財産であること」を心にとめて、先行投資が必要です。

 

★単品食べをしないこと

★菓子パンは食事にはならないこと

★健康的なイメージのものにとらわれないこと

★頑張りすぎないこと

 

このあたりから始めてみてはいかがでしょうか?

一人暮らしや時間が無くなると、選びたくなるのが、「単品」での食事です。

パスタだけ、うどんだけ、丼ものだけといった感じでお手軽なものを選択するという思考になりがちですが、

ここにもう一品でも付け足してもらうこと。

 

菓子パンや総菜パンは人気ですが、食事にはならないのが実情です。

また、カロリーが高かったり栄養素的に不足するものが多いのです。

たまに食べる楽しみではいいですがこれも食事にしないこと。

 

カロリー0、糖質オフ、脂質オフ・・・・・この手のものは往々にして何かしら別のものが添加されます。

結局味を調えるために何か足すしかないからです。

ちょっと健康そうにみえるものには注意必要です。

 

そして、疲労の敵はストレスです。

緊張してばかりでは食事ものどを通りませんし、栄養も吸収されません。

自分なりにリラックスできる時間を工夫して持つことです。

寝る前の数分の瞑想でもいいですし、週末はゆっくりお風呂に浸かるとか

そんな些細なことでもいいです。

上手にストレスを回避できる方法を見つけてみてください。

 

こうやって見てくると、なんだか新生活を迎える人、一人暮らしを始める人

いわゆる新人さんだけに起こるのが5月病じゃないことがわかりますよね?

 

適応するって一つは栄養状態からも左右されるので、

この時期にどんな方も食事や生活を見直してみる。そんな「5月」にしてほしいと思います。

 

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スポーツ選手の活動を助けるために、健康に関する情報発信だけでなく、

経済面でのバックアップとして投資講座も行っています。

経済的な不安はそのまま食にもつながっていきます。

 

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