栄養指導は何からとりかかる?


7月から火、木、土の週3日でブログの配信がされることになりました。

土曜日は、フィギュアやバレエなどに特化しない、一般の方向けのお話です。

今回は、栄養指導について。

葵接骨院では、血液検査を使った栄養指導というのを行っています。

・・・・・というと、検査結果を使ってどの栄養素が足りないよ!という指導をしているように思われますが、

そうではありません。

もちろんそれも読み取れるのですが、みなさんが悩んでいることを、どうしておこってどうつながっているのかという

お話を血液検査の結果を使って説明させてもらっているのです。

検査結果を読み取ることが目的ではなくて、

患者さんが抱えている悩みを解決する方法として検査結果を読み取るという手段として使っています。

 

なので、時々「血液検査の結果みてもらっていい?」というオファーを受けるのですが、

これとっても困るんですよね。見たとしても、

「総蛋白は7.5から遠いから理想値じゃないよね」

「フェリチンは50は欲しいよね」

という回答になってしまうから。

で、これで相手の悩みが解決するならいいのですが、お伝えするのは判定方法のみなので、

よぼどの知識がその先にないと解決にはつながらない。

 

では、実際、血液検査を使った食事指導を受ける方の主訴(悩み)はどんなものかというと・・・・・

疲れがとれない 疲れやすい

眠りがあさい

夜中の授乳による慢性的な寝不足および倦怠感

朝がすっきりしない。

体が重たく感じるときがある。

ぼーっとする

冬場のトイレがちかい

寝ると咳がでる

 

 

毎日イライラしている

マスクをして外出しないとのどに違和感が出やすくなった

昼食後の眠気がある

怒りっぽくなった

肩こりからの頭痛

食へのこだわりがなくなった。

産後からチョコがやたらと食べたくなった。

甘いものが食べたくなる

味が濃いものがすき

塩辛いものがすき

辛い物が食べたくなるときがある

朝ごはんをたべたくないときがある。

食べ過ぎる

 

足がむくみやすい

眼精疲労がつらい

季節の変わり目などに顔の皮膚が赤くただれたりするときがある。剃刀まけする。

ささくれができる

肌が敏感

 

体に力を入れて緊張しやすい

過去の出来事にこだわる

漠然とした不安感がある

焦りがある。

判断が出来ず悩む

色々なことを一度に考えてしまって物事に順序づけるのが苦手

いつも体重が気になる

キチンと食べてない罪悪感

出かけることがめんどうになる

 

神経痛がよくある

脚にしびれがでる

風邪や腹痛など体調を崩すことが多くなった

食後にお腹が動かなくなりパンパンに張ることがある

目が覚めてすぐに動くと、必ずおなかが痛くなる。

おならがよくでる。

太りやすくなり体重が落ちない

PMSがひどくなった

生理がとまった。

脚がよくつる

体温が低い

においに敏感(香水は全くダメ)

汗がすごいでる

呼吸が浅い

 

これらはほんの一部でしかありません。

悩みなんて人それぞれですから。

ちなみにこれすべて私は、血液検査の結果を使って説明できます。

あっ、正確には、血液検査と食事調査、問診等を総合して説明できます。

説明ができるので、その先の改善方法の提案までできるのです。

 

でも、一つだけ、どんな人にも共通していることがあります。

それは、

「身体のどこかに炎症がある場合は、栄養指導より先にその炎症を消すこと」

これができていないと、サプリを入れようが、栄養指導しようが効果はでません。

口の中の炎症は、腸にも移行していきます。虫歯でも歯肉炎でも腰痛でも足首の捻挫でも同じです。

炎症というのは、いろいろなところに広がりをみせるから、栄養指導をするとき最初に考えるといっても過言ではないんです。

 

今、血液検査を使っての栄養指導をしようと思っている方は増えてきています。

それはそれで、うれしいことでもあります。だって、救える人が多くなるし、最後はそれが常識化すれば健康な人は増えるから。

私自身も、院のメニューとして採用したのは今年からですが、

以前から無料で検査結果の解読はさせてもらっていました。

そのベースがある上でのメニュー化です。

そしてまだまだ勉強の真っただ中。皆さんから教えられることが多いのも事実。

もし、患者さんサイド、治療家サイドでこの分野に興味がわいた方はまずは、自身の身体の中にある炎症にまずは

目をむけてみてください。それだけで変わることいっぱいありますよ。

 

もし、自身でわからなければ、ぜひあおいラボでの血液検査を使った食事指導を受けてみてくださいね。