検査数値の裏を読み取る 後編


前回から少し間が空いてしまいましたね…。

書きたいブログが他にもありすぎて後回ししていたら時間が経ってしまいました。

前の内容を忘れた方や見てない方はぜひ前編からお読みください。→【検査数値の裏を読み取る 前編】

 

 

さて、ブログに出てきた数字をもう一度確認しましょう。

2月3日の検査結果と5月10日の検査結果です。

【総蛋白】7.3 g/dL  6.6 g/dL (※理想値7.5)

【尿素窒素】10.5mg/dL 15.0gm/dL (※理想値12以上)

 

高たんぱくの食事を意識的に続けていたのに総蛋白の数値がなぜ低くなっているのでしょう。

 

 

 

その他の数値も踏まえて考察していくとひとつの可能性が考えられます。

 

 

それが『脱水』です。

 

 

 

総蛋白の数値に対して尿素窒素の数値が高くなっているという事は

尿素窒素の数値自体何ら問題ないように思えますが、対比で見ると高値となります。

血液中の水分不足が起こるとタンパク質量が少なくても水分不足によって血液中のタンパク濃度が高くなり、尿素窒素の数値が上がってしまいます。

 

自覚症状は出ていなくても体の中は水分不足が起こっていると予想できます。

 

この症状を呈する人の中では、赤血球が肥大したりミネラル数値が低下したりという場合があります。

今回の私の数値で言えば、赤血球の肥大こそありませんが亜鉛・マグネシウム不足も指摘される数値が出ていました。

 

 

すでに、あおいラボにて多くの食事調査を実施しましたが脱水が疑われる方は何名かいらっしゃいました。

これから夏のシーズンとなり、ますます脱水の危険性が高まる季節です。

カフェインが入っていない飲み物でしっかりと脱水を改善させる必要がありそうです。

 

 

 

私も振り返ってみれば食事中もあまり飲み物を飲んでいなかったな…と。

 

 

 

 

意外に【隠れ脱水】になっている人は多いかもしれません。

 

「自分ももしかして?」と思う方はぜひ血液検査してみてください。

同時に食事指導も行いますので、今の食生活を見直したい方は変わるきっかけになります♪

何から始めていいか分からないという方にもオススメです。

詳しい内容はページを下にスクロールしていくとご覧いただけます。