パーソナルトレーニングでチェックする項目は、スクワット等のトレーニング動作や競技性に特化させた動きの確認だけでなく[立位/座位姿勢]も含まれています。
[立位/座位姿勢]をチェックすると多くの方に見られるのが
頭の位置が前に移動し、肩が丸くなっているという姿勢になります。
以前トレーニングで姿勢をチェックした方のお写真がこちら。
ちなみにこの写真は座位での姿勢になりますが
上記の様に頭の位置が前に移動し、肩も少し丸くなるようにして前側にあるのが分かります。
座位の場合、さらに腹筋・背筋を使っていないとお腹が丸くなり上体が前傾しやすくなります。
今回注目してほしいのは【頸椎】。いわゆる首です。
写真のように頭の位置が体幹に比べて前にせり出しているような姿勢のことを
「クレーンネック」と呼ばれています。
こういった姿勢はどの年代にも多く見られています。
学生の多くは勉強やスマホ、社会人になるとPC作業や細かい作業などを毎日続けている方が
クレーンネックという状態の不良姿勢になりやすいとされています。
統計でみると、頸部痛の症状を経験したことのある人は約70%存在するとのこと。
しかし、日常生活の不良姿勢から起こる首の痛みは保険が適用されませんので
葵接骨院の場合≪あおいラボ≫を受診してもらうのがオススメです。
実費診療にて身体の歪みを整えていきます。
ただ、歪みを整えただけでは日常生活の姿勢改善までには至らないため再発する可能性も無いとは言い切れません。
痛みが消えたとしても不良姿勢にならないだけの強さと柔軟性を身に付けておくことが必要になります。
ちなみに、先ほど写真に登場した方の姿勢を整えていくとこんな感じになります。
左が普段何も意識しないで座っている姿勢
右が本来の位置に近づくよう誘導した姿勢
頭・首を正しい位置に直そうとする時、
頸椎だけフォーカスしてしまうとそれ以降の体幹部分との位置関係が崩れてそれも不良姿勢となります。
写真の女性が左から右に変化できた秘密は・・・
話が長くなりそうなので次回のブログで。