(トップ写真は購入しているものですので持ち帰らないでくださいね。)
今回はスケート記事なのですが、あえてこちらのブログに。
(葵接骨院のフィギュアスケート専門のHPは→ こちらから)
自分のやっていたスポーツに対する理解ってのはみなさんあるのと思いますが、
自分のやっていないスポーツに関するものの誤解というのは結構あります。
大概がマスコミ情報だったりするので、広がるのも早ければ誤解もなかなか溶けないことも。
そんなスポーツの「あるある」を一つ紹介。
先日のグランプリファイナルでの羽生選手の4連覇にみんなが感動したのもつかの間。
そもそもグランプリシリーズがこんなに盛り上がっているのは日本だけではないか?
グランプリシリーズは大事な大会の一つではありますが、格付け的には決して高くはない。
どういうことから日本でこんなに盛り上がり出したかはとっても不思議なところです。
これもフィギュアスケートあるあるの一つ。
そして、もう一つ取り上げるあるある話は
「Level4の誤解」
よく、ステップやスピンなどで
「最高評価のレベル4をとった」
とのアナウンスがされたりしますが、これも誤解。
スケートに少し詳しい人ならLevel4が最高評価でないことはわかっているけど、
こんなにも知られていないということを最近ツイッターの動向で私も知りました。
これこそが「あるある」話で、一般の人には知られていないことなんだと思い、あえての院のブログのほうで書こうと思いました。
スケートのステップなどにつく「Level」というのは、それぞれレベルごとに必要要件というのがあります。
たとえば3つの要件がクリアすればLevel3
4つ要件が入ってクリアすればLevel4
といったように確かに難易度はレベルがあがれば上がるのですが、
きれいとかスピードがあるとかっていうのは「出来ばえ点」というもので採点されます。
ここに「最高評価」の誤解があるのです。レベル4の要件をクリアしてかつ、創意工夫やスピード、きれいさなどが加点の対象となる出来栄え点がきて最高評価につながります。
スピードはでてなくても一つ一つのステップをしっかり踏めて要件がクリアすればレベル4はとれるということ。
逆に言えば流れるようなステップで観客を魅了しても最後の最後に要件が一つ足りない状態のステップになればレベル4と認定がされない。
また、フィギュアスケートの魅力でもあるジャンプ。
単独のジャンプの基礎点はジャンプの種類と回転数とともにあがります。
これをコンビネーションで組み合わせるとみなさんご存じのトリプルアクセルより基礎点も高いものがでてきます。
トリプルアクセル1個とぶより、難易度の高いコンビネーションジャンプをいれるほうが点数がとれたりするのです。
フィギュアスケートはあくまで“競技”です。
1曲の中にいれなくてはいけない要件をどのくらい緻密にいれて点数を重ねていくか。
そういうルールの中で競技が行われています。
よくマスコミでは、〇〇選手対〇〇選手という対決姿勢をとりあげたりしますが、
それもちがう。
フィギュアスケートはいつだって「対自分」なんです。
どのような構成でどのように自分がチャレンジして成長していくか。
その結果出る点数が最終的には順位に結びつくだけなのです。
そんなかんじで12月22日から始まる全日本をみていただければと思います。
参考になりましたか??
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