身体が脆くなる危険な行為


 

こんにちは(*´▽`*)トレーニング担当の三輪です♪

 

先日の『食べずに痩せることのリスク』というお話の続き。

 

 

【食事】は、エネルギー補給するための唯一の手段になります。

しかし、そのエネルギーが十分に補給されないまま日常生活やそれ以上の運動を行うと

【障害】を引き起こす可能性があります。

 

 

 

【障害】の中でもよく注意されるのが【疲労骨折】

女性に多く、また10代に多いとされます。

 

 

骨を強くする材料には

①カルシウム ②ビタミンD ③エストロゲン ④適度な運動 ⑤日光浴

これらが必要とされています。

 

 

 

①と②は明らかに食事をすることで得られることが想像できますよね。

③のエストロゲン。これ、いわゆる女性ホルモンと呼ばれるものです。

 

まだ初潮が来ていない10代の女性の場合

このエストロゲンの分泌がされていないために骨が丈夫になりにくいとされています。

(言い方を変えればまだ柔らかい状態の為、身長が伸びる可能性があるとも言えます)

 

 

 

 

 

 

このエストロゲンを作り出すのが何を隠そう

 

『脂肪』

 

なのです。

 

 

 

 

 

脂質を過剰に排除した食事ばかりを摂取していると

女性ホルモンを作り出す脂肪組織が無いためにホルモンバランスを崩します。

 

また、小・中学生の中で比較的体脂肪が低く華奢な身体の女の子の初潮が遅いというのも

この辺りから想像できます。

 

 

 

 

結局のところ、骨を強くする5つの条件のうち3つは食べ物に関わってくるという事。

 

10代のうちに何を食べて、どれだけ食べる必要があるのかを理解しておかないと

間違った知識で怪我を引き起こすことになりかねません。

 

 

 

 

すでにトレーナー業界では『女性アスリートの三主徴』として、この関係を取り上げています。

        【利用可能なエネルギーの不足】

          ⇙          ⇘

      【運動性無月経】  ⇒  【骨粗鬆症】

 

ここでは骨粗鬆症として書かれていますが

骨密が少なく脆い骨であればその先疲労骨折が起こりやすい…ということです。

 

【食事】と【障害】さらには【無月経】の問題がいかに密接であるかを表しています。

 

 

 

アスリートにとっての食事は

好きな物を好きなだけ食べていいというものではありません。

身体を強くするために必要な物をたくさん食べることです。

 

 

 

ここまで言ってあれですが、

食べる時間が「楽しくて幸せな時間」であることも重要です。

「辛くて苦しい時間」にならないように…