冬でもやっぱり冷やすんです


院の特徴を言うとき葵接骨院は間違いなく「冷却療法専門治療院」になります。

冬でもアイシングします。

 

葵では温熱療法といわれるものは全くありません。

温熱療法には利点以上のリスクが患者さんに伴うケースが多いのであえてやらない。

まず、あたためには「乾性」と「湿性」という2種類あります。(転換熱もありますが、ここは今回は除外)

 

 

乾性は、カイロのような、からからに乾いたあたため。

湿性は、蒸しタオルのような湿ったあたため。

 

 

人間の体はそのほとんどがタンパク質でできています。

タンパク質ですから、たまごと一緒ですね。卵は加熱してしまえば固まってしまいます。

人間のからだも一緒です。加熱することによって変形を誘発することがあるのです。

 

 

体温が1℃上がっても人間は大変な思いをします。

36度の体温が37度になっただけで大変だということです。

脳も熱には弱い臓器です。それほど、熱に対して耐性が人間はないのです。

 

 

一方、冷却に関しては全身冷却をしても25度までは管理ができます。

上より下の幅は大きいです。

水温47度の水には入れませんが、水温27度なら入れます。上下10の違いでみるとわかりやすいですよね。

温熱はそれほど管理が大変なので、おうちでの再現性を考えるとうちでは使っていません。

 

 

加熱と保温の違いも理解していない方も多いですから。

 

 

冬でも熱は捨てないと人間はダメなんです。

でも身体の反応として余分な熱を捨てづらくなっていってしまいます。

冬場に風邪をひいて熱をだすと、節々が痛くなるとか、ある場所だけ痛むようになるという経験をしたことがある方が大勢いると思います。

こういった場所は普段からうつ熱をしている場所。

あまり動きが良くなくて、オーバーヒートを起こしやすい場所。

そこに余分な熱がこもります。

また、こういう場所がある人は、血液が優先的にそちらにまわってしまいますから、

手足などの末端の循環は悪くなり冷え性になっている方がいます。

人間は冬眠をするわけではないので、一年を通して一定の温度でしか身体の機能を発揮できません。

 

 

恒温動物なんです。

 

 

余分な熱があるところはしっかりと熱を抜いてやること。

そのために冬でもアイシングはおこないます。

もちろんちゃんとそれ以外の場所は【保温】をします。

院には、チャンバーという足熱板を置いてありますし、

ウォーターベッドにも頭寒足熱になるように足元はあたためるということをやっています。

寒くてもウォーキングも勧めています。

それは身体の中にこもった余分な熱をウォーキングは捨ててくれる役割があるからです。

驚かれることに、下痢の時でもうちでは冷却療法を勧めていますし、私自身も実際に冷やしています。

腸の炎症反応ですから、熱をとってやると収まります。

温めというのは、間違ってしまうと【炎症】という炎がもえさかっているところに油をそそいでいるようなものになってしまう。

温めることで、痛みの感覚が鈍くなりますが、それは治ったこととは違うから。

また、内臓や病気からくるいわゆる反射痛の痛みなのか、

関節や筋肉から出ている痛みなのかを判断するときもアイシングを使って判断することが可能です。

・・・・・とは言っても、アイシングをする際にはやはり気をつけなくてはいけないことがあります。

 

 

そういうことをしっかりお伝えしているのも葵接骨院です。

 

 

冷却療法専門治療院だからこそ持っている知識と経験があるのです。

最後に、最近よく見かける光景として・・・・冷却療法にアイスノンとかお菓子などに入っている保冷剤を使われる方がいますが、

これは危険です。そして、危険回避のために、タオルにまいて利用される方もいますが、これは効果がありません。

絶対におやめください。

使うのは0度の水。表面の溶けた氷がこれにあたります。それ以外は使わないこと!!

なんだか熱が入った分、文章が長くなりました(笑)

 

そんな熱をとるための水枕を用意してまっております。

当院が取り扱っているおすすめの水枕は・・・・

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