スケータートレーニング日誌☆


こんにちは(*´▽`*)トレーニング担当の三輪です。

 

今日はスケーターを相手にどんなトレーニングを行っているかを皆さんにちょこっとご紹介しようと思いますっ♪

 

 

今回担当したスケーターは『女子ジュニア』カテゴリーの選手。

トレーニングを担当し始めてから1年以上。

基礎の動きはかなり良くなっているためより専門的なトレーニングを行っています。

 

 

まずは最近のレッスンでの調子・体調などを確認♪

この時の彼女は、ジャンプの練習をすると

跳ぶ瞬間の姿勢が前のめりになりやすく、着氷の姿勢も指摘されたとのこと。

 

 

その言葉もふまえてまずは陸でのジャンプを動画撮影☆

 

 

何度か跳んでもらい一緒にチェックします。

まず目についたのは軸が斜めになってしまっていることでした。

より細かく見ていくと膝の曲がる角度が大きく、力で跳びあがろうとしていることが判明。

これではバックスケーティングからジャンプに入ろうとすると、姿勢が前のめりになりやすく太ももの筋肉使って跳び上がるようになるためパワー消費が早くなることはもちろんのこと、軸を起こすのに時間がかかり着氷が上手く決まりません。

 

 

そんな彼女に、今回はバランスシューズを使ったバランストレーニングとトランポリンを使ったコーディネーショントレーニングを実施!

 

正しい位置でバランスを取ることが可能になると、無駄に筋力を使って疲れてしまう・・・といった身体の使い方を改善できます。

加えて『下半身』と『上半身』、『体幹』と『四肢』・・・といったように異なる役割を持つ身体のパーツがちぐはぐにならないよう連動性を高めるトレーニングを行うことで、ジャンプをより高く正確に跳べることに繋がります。

 

 

 

彼女のトレーニングはとーっても短いお時間しか取れなかったためより絞った部分へのアプローチとなりましたが、このトレーニング時間内で膝の曲がる角度は浅くなりジャンプの高さも改善されました!!

まだ100%軸が真っ直ぐに出来るといった訳ではありませんが真っ直ぐに回っている感覚を掴んでもらうことにも成功!

あとはこれを氷の上でも出来るように陸と氷の違い・誤差を理解し隙間を埋めるようにして、トレーニングをトレーニングだけで終わらせないようにしないといけませんっ(>_<)

 

 

まだまだ彼女とのトレーニングは続きます・・・

 

次回のスケータートレーニング日誌をお楽しみに★


バッチを受けたいのにジャンプが降りられない…

他の選手に比べて氷が押せない…

スケーティングの時の手と足がバラバラ…

陸トレしたいけど何したらいいの?

 

葵のパーソナルトレーニングでフィギュアスケーターのお悩みを解決

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