診療をしているとやたらとくすぐったがりの人がいます。
多くは、子供たちなのですが・・・・・
そしてその “くすぐったり” という感覚も時には “感覚異常” だというお話をします。
これをどう説明するのがいいのかといつも思うのですが、治療家仲間の談先生がブログで紹介していたので、
転載しますね。
東洋医学には「拒按(きょあん)」「喜按(きあん)」という言葉がありまして、簡単にいうと前者は「触ったらイヤ」な状態、後者は「触って欲しい」状態を示します。
例えば骨折や捻挫の局所の様に、炎症を起こして赤く腫れて触ると激痛があるような時は「拒按」で、凝って硬くなった筋肉を触ると「そこそこっ」となる感覚が「喜按」です。
そして、くすっぐたいという感覚は「拒按(きょあん)」というのに該当するそうです。
なんだか不思議じゃないですか?
触ったらいやなはずなのに・・・・・・。ちびっこなんかだと、わざわざ、くすぐられたりするのを楽しいと思うのに・・・・・・
成長してくると、このくすぐったさが本当に触って欲しくない感覚になるなんて。
そして、談先生いわく・・・・
「くすぐったい」場所というのは大きな血管や臓器の近くであったり反射的に防御するような場所だと言われていますが、多くの場合で皮下結合織の浮腫が起こり自律神経反射が過敏になっています。
逆に言えば過敏になった反射を抑えてあげればくすぐったくなくなります。
そうなんですよ!!これです。これ!!
葵の場合はリダクターとか、ローラーとかをかけると異常にからだをくねくねさせて逃げようとする若者が多いのです。
とりあえずは、ゆっくり息を吐きながら、対応してもらっています。
そのうち慣れてくるんですが、それでもなかなかなれない人もいる。
やっぱりその傾向は談先生が書かれているとおりなんですよね。
こういう説明が私もできればいいのですが・・・・・そして、こういう説明がちゃんとあったなんて!
まだまだ知らないことが多くて、勉強です。
くすぐったがりの人は、やっぱり一度からだチェックをおすすめしますよ。
共通してある特性がでているのは私もわかっているので・・・・・
受診をおすすめします(笑)
くすぐったがりの方はラボ受診でお願いします。
くすぐったがりなんですよ・・・・・って受診していいのかなぁって思うかもしれませんが、
間違いなくそこに【異常】があるので、大丈夫なんです!!
ラボの詳細は