葵接骨院では毎日の診療で、氷を使ってアイシングをしてます。
正確にいうと【冷やす】のではなく【余分な熱をとる】ことを目的としています。
動きの悪くなったところというのは、上手に動けないのですぐにオーバーヒートをおこしてきます。
その熱を残していると人間の体は非常にタンパク質が多いので、同じようにタンパク質の塊である卵とおなじで熱でかたまったり、変形をしていきます。
そうならないために、余分に発生した熱はその日のうちにとってしまうために局所の冷却をします。
間違ってはいけないのは、氷の温度管理されていることと、付ける場所と総面積が決まっていること。
ギプスをしていれば直接患部は冷やせませんが、そこの熱をとるために氷をつける場所があります。
顔面にいたっては冷やす時間も方法も考慮されます。
子供であれば氷を使っても同じようにあてるのでなく、氷の当て方を変えたりもします。
妊婦さんでも冷却療法ができるかと聞かれることがありますが、ただしい局所冷却であれば何ら問題はありません。
冷却療法は正しくやればちゃんと結果がでます。そう、正しくやれば!
その正しくない方法として・・・・・・冷却=冷やすことという考えで、体全体を冷やす環境にいることは無害だと勘違いされる場合があります。
冷却療法は、さきほども言ったように【余分な熱をとる】ことが目的です。
余分に熱がないところまで冷やしてしまうと全身の免疫力などが一緒に低下してしまい、治るものも治らなくなります。
全身冷却との違いはそこにあります。
ただし、比較的人間は温められることに対する環境よりも冷える環境には強いので安全圏は冷やす方に軍配がありますが、その分、冷えていることに疎くなってしまっている人がいます。
そのへんは注意が必要です。
冷やすことと冷えることの違いはわかりましたか??
局所冷却に使うものはあくまで氷です。氷は氷でも冷凍庫から出したばかりの氷は霜がついていてマイナスの温度になっているので、一度水にさらして必ず霜をとります。こうして氷は水に溶けゆくまで0度を保ちます。
患部に付ける時間は20分以上でお願いしています。
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