つべこべいわずにまず歩く


前回は葵接骨院の3つの治療方針を書きました。

その1番目が「歩くこと」です。

はっきりいいます!

 

治安のいい日本にいて歩かないのなんて私にはわかりません。

 

5年くらい前にマニラに住む留学仲間のところにこれまた留学仲間だった友達と行きました。

日本企業で働く彼は、マニラでも一応セキュリティーがしっかりしたところにいましたし、会社からドライバーがあてがわれていました。

そのドライバーさんに我々滞在中はお世話になっていました。

出かけるときは携帯電話で「standby  please」と連絡すると、マンションの前で待機してくれます。

つまり私たちは、一歩も外を歩くことなしに、マンションから目的地までを往復です。

それっていいように聞こえるかもしれませんが、これが違います。

 

なんと!自分の足で歩けないフラストレーションで気が狂いそうになりました!

 

私たちがカンパニードライバーを利用させてもらったのは、「自分でウロウロしないでくれ」というお達しがあったからです。

そのころのマニラはちょうどクーデターがおこっていたこともあり、治安はよくなかったのです。歩くことが危険だったからです。

 

私のような経験をしていなくても、同じように「フラストレーション」をためる人がいます。

それは

 

自分の足で思うように歩けなくなったとき

 

大なり小なりで、松葉つえを一時的に使わなくてはいけない状況だったり、膝の痛みが悪化して歩けなくなったり・・・・・

人間って贅沢なんですよ。

 

自由に歩けなくなると歩きたくなる。

でも、健康で歩けるときはなるべく楽したい。

 

まずは、治療方針で「歩くこと」を勧めていますが、私ができるのは「勧める」ことだけで、私がかわりに歩いても患者さんは元気にはならない。

まずは、

 

歩けることを呼吸をするのと同じくらい大事に思って歩いてほしいのです。

 

今日は、歩行のいいところというより・・・・・

「つべこべ言わずまず歩く!」

でしめたいと思います。

 

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