フィギュアスケーター向けセミナー報告


14日に開催されたフィギュアスケーターのためのコンディショニングセミナー。

今回も定員いっぱいの参加者となりました。

森脇さんのセミナーは昨年バックアップセミナーには入っていましたが、その方たちのフォローをしっかりやるということで、今年は、パーソナルのみのフォローとなっていました。6月時点でフォローが一通り入ったことを受け、はれてオープンセミナーは3回目となりました。

すでにクチコミが発生していることもあり、関東、関西からもご参加いただき、徐々に横の繋がりができてきています。また当院開催のセミナーが他の地域の選手との交流や情報交換ができるいい機会になってきたと思います。

あくまで、クラブチームの垣根はなく、いろんな情報を選手も親御さんも得られるような場所作り・・・・目指していたところに近づいてきていると感じています。

スケーターのクラスは肖像権等の問題もあるので、選手の様子をこちらでアップすることはありませんが、一部はすでに森脇さん自身のブログにも掲載がされているのでぜひ読んでみてください。→ こちらから

森脇さんのセミナーの特徴として「考える」というのがあります。

上手なスケーティングをするため、高く飛ぶため・・・・・・そういうテクニックももちろんありますが、その前にかならず「考える」という作業があります。

その考えは単に「自分で考えてやりなさい!」というのではなく・・・・・これは方程式もなにも知らない状態で答えを出せと言っているようなものでありますが・・・・・、そうではなく、自分以外の選手がどういうスケーティングを目指しているか、どういうふうにしたら問題が解決できると思っているか・・・・などをお互いだしていって、自分にないもの、みんなの秘訣そういうものをたくさん「共有」して自分に落とし込むという形になって「考えて」います。たくさんの材料をもっての「自分の考え」をまとめる作業なのです。

おもしろいことに作業をすすめていると、その選手のまわりにいる指導者までもがみえてきます(笑)

そして、そのすべての指導者は選手に上手くなってほしいがゆえに指導をしているのですが、

「この先生はこういっているけど、他の先生はこう言ってる」

というのが起きがちになっていることもわかります。それがどういうことなのか?というお話も森脇さんはお話をされていました。

この状況、私と森脇さんとの間でもよく起きること。

同じ選手の同じ映像を見ていても見ているポイントがちがうことから生まれる感想の違いや、表現の違い。

それはあっていいことなんだと思っているし、いつも違う意見も聞けるのでこれまた自分の世界も広げてもらえて非常に楽しいのです。

でも、それがよくわからないと選手は迷ったり振り回されていると思いがち。

wrong と different の違いですよね。

そんなことも含めて、2時間はあっという間でした。(*゚▽゚*)

いつもながらに思うのですが・・・・スケーターって意外に貧弱な選手が多いなぁ・・・・・・ってこと。このあとのバレエのクラスをみていてさらに思いました。

そのバレエクラスについては後日また報告をあげていきたいと思います。

 

なお、当日、Jrグランプリの応援、合宿等・・・・いろいろな事情で参加できなかった選手も多いので、森脇さん監修のもと、うちのスタッフ三輪が今回の森脇さんのセミナーに近い形のものを開催する予定でいます。

日時等が決定しましたらまたこちらで告知させていただきたいと思います。

それまでは、ラボでのトレーニングや、柔軟クラスにご参加いただければと思います。

ラボでのトレーニングの詳細は → こちらから

フィギュアスケートのための柔軟クラスは → こちらから