保険診療からのメンテナンス
通院頻度は1ヶ月~3ヶ月に1度程度をおすすめしています。
学生の中には、学校の休みにあわせて通院されるかたもいらっしゃいます。
- 治療期
ラボでおみえになる患者さんは、長期に渡って痛みが続いているや、日常生活にはさほど問題はないが特定の動きで動きの悪さや痛みがあるという方が多く来院されます。(参考:フィギュアスケーターの来院理由やバレエダンサーの来院理由はHPをチェックしてみてくださいね)
最近けがしたものから、記憶のかなたのもの、気がついたら痛くなっていたもの・・・まずは、からだのすべてチェックをさせてもらい、今現在、本人が気が付いてないがちゃんと動けていないところも見つけ出し、治していきます。ちょうど錆び付いてしまったサビのようにサビ取りをして使えるからだをまずは目指して治療していきます。
*この時期の通院頻度は2~3週に1度 おおむね6回以内で終わっています。
この中で保険適応のものがある場合は、保険診療を併用して回復をはかるものもあります。
また、通院回数が頻回に必要な箇所がある場合は、その部位のみを保険診療時間内で1回2000円で診させていただきます。
- コンディショニング期
治療期がすぎ、動ける体ができたところで、人間の基本動作を徹底的に覚えてもらって再び錆びつかせないようにキープしていけるように運動療法の指導が入ります。競技者であれば、競技復帰や、競技をやる上で必ず必要となるベースとなるコアの動きなどを身につけてもらいます。一般の方も、日常生活を楽に過ごせるように、生活指導を行わせていただいています。これらの指導が身につくのにおよそ3週間かかることから、これ以降は3週間以上の間隔での来院となります。おおむね2回から3回です。
*ジュニアアスリートにはこの時期に当院のベーシックトレーニングやコアキッズ体操を指導しています。
- 増進期
人間の基本機能が向上したところで、個々の方に応じたメニュー編成にかわっていくのがこの増進期。
“現状維持は衰退”の言葉どおり年齢にあわせてからだの状態をキープしていたらつまりは衰退になるということです。
筋力は鍛えればいくつになっても向上はしますし、しなやかさがあればけがもしにくくなっていきます。
治療は卒業、コンディショニングは合格をもらえたら、ここから先は、一人一人にあわ
せて、歩き方改善や柔軟性を作りながらのパーソナルトレーニングをおすすめしています。
体が動けるとやりたかったこと、行きたかったことがどんどんできるようになっていきます。
競技者であれば、けがをしない体つくりからその競技で勝てる体や、表彰台を目指せる体、
舞台榮えするからだをつくることが可能です。
トレーニングスタッフと連携をとりながら、トレーナーのプログラムが順調に進んでいるかラボでの診療をときどきはさみながら体チェックをいれていくので安心ですよ。