効率よく無駄使いするスクワット


「スクワットが脚痩せに良いって聞いたので家でやっています」 

という患者さんの声もたまに聞かれます。

しかし、膝が痛くなった・スネが疲れる・腰が痛い…など

スクワットをしたら体のあちこちが痛くなったからといって三日坊主でやめてしまう人もいます。

とっても勿体ないことです。

 

スクワットで出る痛みは、体を壊す痛みではありません。

間違った身体の使い方や筋肉量が少なすぎることが原因の場合がほとんど。

毎日10回1セットを続けるだけでも初めは効果が現れてきます。

 

 

今まで使われていなかった筋肉が目覚めることで

 活発に動く筋肉量が増える=基礎代謝も上がる

エネルギー消費の効率が上がります。

 

とはいえ、前ももやスネにばかり力が入ってしまえば代謝は上がってもボディメイクには繋がりません。

 

自宅でフォームの確認が一人で出来ない時はフルスクワットを取り入れてみてください。

 

ボディメイクの原則

【関節可動域の少ないところに脂肪が付きやすい】

これを改善させるために、股関節の可動域をたくさん使って可動域を増やしましょう。

 

《フルスクワット》

重心位置を少し後ろにする。(踵重心)

※足の指は床から離れないようにします。

重り(2~3㎏程度)を胸の前で抱えながらゆっくり8~10秒ほどかけて一番下までしゃがみます。

一呼吸置いたら、1秒で一気に一番上まで立ち上がります。

 

これを10回1セット行ってみましょう。

素早く立ち上がる瞬間にお尻への刺激が入っているのが分かったらもうばっちりです!

 

 

 

あおいラボで教えている運動療法のスクワットとは別物です。

あくまでボディメイクに特化させた種目になります。

 

スクワットもやり方はほかにもたくさんあります。

目的によって何を選択するかは見極めが必要です。

治療で使うスクワット

ボディメイクのスクワット

パフォーマンスに繋げるスクワット

 

自分の目的に合ったエクササイズを選んでくださいね。