柔らかい”もどき”に要注意


葵では多くのスケーターやバレエダンサーが来院されますが、

多くの選手・ダンサーに見られる共通点が【ハムストリングス(もも裏)の硬さ】になります。

 

分かりやすいのは、

立位状態から腰を折り曲げるように前屈した時に、膝裏がつっぱって前にかがめないパターンの場合。

膝が曲がってしまうこともありますし、骨盤が前傾しないこともあります。

 

本来ならば前屈をしたとき、骨盤がしっかり前に傾いているのが正しい動きとなります。

しかし、骨盤が傾かずお腹を丸めるようにした動きは正しくありません。

 

比べてみてもらうと・・・

 

左が、骨盤から前にかがめているタイプ

右が、お腹からまるめているタイプ

 

明らかに可動域が違うのがわかります。ちなみに右の女性は特に運動をしていない方です。

運動している子の中には右のパターンで動いている子もいます。

こちらは審美系の種目をやっている女の子ですが、前屈をするとお尻が後ろに引いてしまっています。

床に手がついているので柔らかいように見えますが、

実はもも裏の硬さやお尻の筋肉の硬さがあるとこのような姿勢になりやすいです。

また、筋肉の硬さだけでなく

骨盤周囲の歪みやねじれがあることによっても可動域が制限される場合もあります。

無理な姿勢で行うストレッチや日常生活の姿勢によって、歪みや筋肉の硬さが生まれてしまいます。

 

 

闇雲にストレッチをするのではなく、正しく組み立てられた順番に行っていくことで

正しい身体の使い方と柔軟性を手に入れることが可能になります。

当院では【フィギュアスケートの為の柔軟クラス】を開講していますので

こちらを受講することをオススメします。

 

フィギュアスケート向けメニューになっていますが

新体操・チア・バトントワリング・バレエ・各種ダンス・一般の方…

どなたでもご参加いただけます。過去にテコンドーをしている男性も回数券を購入し、ご参加いただきました。

 

ただ柔らかくなるだけではなく、

美しい姿勢を保つための筋力動きを操れるコントロール力

これらも併せて身につけることが出来るのが柔軟クラスの魅力の1つです。

土曜日16:00~17:00の間に行われています。

今週末の11日(土・祝)はお休みとなっており、次回開催は18日です。

すでに残席が残り5名。

1回受講が2500円となっていますが、初回体験のみ1500円で受講可能となっています。

ぜひ興味のある方はお問い合わせください。

TEL 050-3515-6297