こじらせ腱鞘炎とTFCC


ブログの力ってすごいなぁとつくづく思う。

TFCC(ティーエフシーシー)損傷について以前書いた記事を見て来院される方がとても多い。

過去記事で言うと→ 手首の痛み TFCC損傷  

「手首 痛み」

「手首 小指側の痛み」

など症状から検索される方も多いが、意外に多いのが

「TFCC損傷」

そのものでの検索。

・・・・・というのも、手首の小指側の痛みがでてなかなか治らないからと整形外科に行った。

「TFCC損傷ですね」

と診断されて、サポーターと湿布薬または痛みどめをもらって帰ってきた。

以上。

・・・・・・・・そして月日がたっても治らない・・・・・・・・

ということで検索が始まるという感じですね。

つまり、うちのブログにたどり着くときには発症してからかなりたってから、

「こじらせTFCC」になっているケースがとっても多い。

 

TFCC損傷は、ほんとに軽度のものであれば固定しているうちに治ってしまうケースもある。

でも、ほとんどはそうはいかない。

そもそも、手をついたり、ひねったりなんらかの原因があって発症するので、

それによっておこってしまった手首の関節の骨の配列を再度きれいに整復してあげないといけない。

 

たとえばなんか肩の動きが悪くて動かしているうちに「いいところに入った」という経験したことがあるのではないでしょうか?

 

手首も同じことがおこります。ひねった瞬間やつかっている瞬間に無理な方向に動いてしまってそれがもとにもどってしっかりと

関節としての仕事をしていない状態。

これを「整復」してやることが大事。

肩のように大きな関節ではないので、解剖学的な知識をもって、1個1個の手の小さな骨の配列と動きを感じながら治していくのです。

ドクターは診断をしても、この整復をしない方がほとんど。

せめてもの固定も工夫がされていれば・・・・なのですが、うちに来る患者さんたちの固定をみると

どれもだめ。。。。。。。まぁ、こじれたから検索してうちにたどり着くわけですからそうでしょうね。

 

こじらせTFCCは、正直治して症状改善するのに2倍の時間がかかっている。

でも治らないわけではない。

 

さて、これと同じことが「腱鞘炎」にもみられる。

親指の腱鞘炎は、湿布薬では治らない。

うちで多いのは、出産後のママ。これは、子どもの沐浴などで手をめいいっぱい広げて使うことが多いため。

痛みが出てきても、子どものことが優先なのでなかなか治療に来られないからこじらせてくる。

産後のママだけでなく、マウスの使いすぎなど、手や指をよく使う人、ホルモンの兼ね合いで更年期の人にも起きやすいと言われています。

起きやすい・・・・はさせておき、実際これらの人でみると、

独特な手首の関節の動きを見せるので、これがきっかけで、腱鞘、またはそこをとおる腱での炎症がおきるわけです。

簡単に言うと、腱鞘炎の下のところの骨が一個でも浮いている状態であれば上を通る腱は何度もすれて炎症おこすことになります。

これもまた、使わないことで炎症を抑えるのではなく、

そこを整備・・・つまり私たちが「整復」してスムーズに動けるような環境をつくらないと、

治っていく機転には入っていかないのです。

 

こじらせ腱鞘炎とTFCCはしっかりと整復をすること

 

それをやってくれる治療家さんを探してください。

まわりの筋肉が・・・・とかいろいろネットを調べるとでてきますが、それは整復がされた上での話。

整復したものをどう正しく使っていくかなので。

 

こじらせないように気を付けてくださいね。

 

こじらせているTFCCや腱鞘炎は、保険診療の対応ができません。

ただし、1ヶ月以内ではっきりした負傷がわかるものや、病院から許可を得たものに関しては

保険診療を行うことが可能です。詳しくは、お気軽にご連絡ください。

こじらせが多いので、最近はこの2つに絞って料金を設定しています。

ラボの初診で4860円。その後4~5日ごとに通院。1回1700円。

固定が必要な場合は別途ハイドロサポーターの買取費用がかかります。

(軽度の場合はサポーターの貸し出しで対応することもあります。)

本当に初期の人だと2週間で治療終了の人もいますが、こじらせの人は1ヶ月はまずはみておいてください。

TFCCの場合、手の甲側⇔手のひら側 の動きの痛みが最初に消えて、次にバイバイの横の動き、最後にドアノブをまわすような痛みが消えていくという感じです。

つまり、手の甲⇔手のひら側の動きをしただけでも痛みがあるはあまりよろしくない状態ということですね。

腱鞘炎の場合は、ドケルバンテスト(ググってください)の陽性度合が目安になります。

 

この記事みて、「あーいかなきゃでも忙しくって」っというかたはとにかく、アイシングだけはしっかりやっておいてください。

湿布薬でも、保冷剤の冷却ではなく、「アイシング」です。

おうちの氷と水をビニールにいれてとにかく冷やすこと。

湿布薬使うくらいなら、酸素オイルのほうがずーーーーーーーっと効果あります。

 

ちなみに私たち治療家のお仕事って痛みをとることじゃなくってね、痛みが消えた先にあるその患者さんの日常にフォーカスすることなんです。

痛みがあってできなかったことがなんなくできるって幸せでしょ??

痛みを気にせず好きなことやってほしいから。