トレーニングと練習をリンクさせる


フィギュアスケーターはシーズンオフ。

練習量が増えて怪我をした選手もいれば、計画立てて順調に練習が出来ている選手もいるかと思います。

 

 

最近トレーニングに来てくれた選手のお話を少し。

昨シーズンは本人も満足のいくシーズンを送れたようで、オフシーズンとなった今、さらに技術面での成長をはかるためにより細かく身体の使い方をチェックしながらトレーニングを行っています。

チームの練習環境上、頻繁にはトレーニングに通えないですがその中でも合間を見つけ励んでいます。

 

 

前回のトレーニングで、ジャンプにフォーカスしたトレーニングを実施。

その時に発覚したのが、お尻のトレーニングを何度も重ねて行ってきたのにそれがジャンプに生かされていなかった!ということ。

 

【トレーニング】は【練習】で発揮されて本来の目的を果たすはずなのに

【トレーニング】が【トレーニング】の時だけにしか発揮されていないとなると時間の無駄になってしまいます。

 

 

 

 

自宅で自己流のトレーニングメニューを組んで腹筋や体幹トレーニングなるものを行っているという選手や痩せたい希望の女性がエクササイズを頑張っていたりしますが…

それを行う目的・目標は何なのか?目標を達成するためのルートは正しいのか?

決めたメニューをこなすことは必要ですが、途中で間違っていなかったか評価することが必要になります。

 

もちろん先ほどの選手には、【トレーニング】と【練習】が別々のものにならず

【練習】に活かせる【トレーニング】になるようメニューの作り直しをはかりました。

 

 

 

シーズンの目標も同じこと。

長期的に1年間の目標を立てた上で、その間に長期目標を達成するための中期目標、さらに短期目標といった計画を立てていくのが理想的です。

その短期や中期の目標が達成されているのかいないのか、もしくは的外れになっていないか等…

定期的に反省を繰り返しながら常に具体的な目標を持って取り組む必要があります。

 

 

「シーズンが始まったら…」「来月から…」「来週から…」「明日から…」

とすぐに取り掛からなければいつまで経っても昨シーズンと同じまま。

 

「○○が出来たら良いな」「○○がしたい」といった言葉は願望です。

目標は夢を見るものではなく達成するためのものだと私は思います。

何となく口から出た「あのジャンプ跳べたら良いな」をシーズンの目標にしないで、より具体的なビジョンを描けるようにしましょう。

 

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【東京会場の詳細】
5月3日(水)
14:10 ~ 15:40  こころと競技   瀧田 絵美
スポーツメンタル体験  藤田 のぞみ(瀧田さんのあとを引き継いで時間内にやります)

5月4日(木)  14:10 ~ 15:40  女性のからだと傷害予防 特別篇   藤田のぞみ

 

費用:
単発受講 各セミナー 4500円(税込)
両日受講者は 8000円(税込)
親子で参加していただいても料金は変わりません。

東京会場の支払い方法は事前の銀行振込となります。

一度お振込みになった参加費に関してはいかなる理由であってもキャンセルによる返金はできませんのでご了承ください。 お申込みは先着順となります。定員に達した段階でキャンセル待ちとなります。

 

申込方法: 
必要事項を記載の旨メール aoi758@gmail.com または fax 050-3515-6297まで。
HPのお問い合わせからも申込み可能です。
葵接骨院のLINE@に登録されている方は、必要事項を記載しLINE@から送信もOKです。
LINE IDは @ZNU7882M です。

 

      • 希望のセミナーと参加者(下記より選択)

3日 選手のみ
3日 保護者のみ
3日 選手と保護者
4日 選手のみ
4日 保護者のみ
4日 選手と保護者

          • 選手名(保護者の参加のみでも選手名でお申込みください)
          • 選手の年齢と所持級(申込み時点のもの)
          • 連絡のとれる携帯番号
          • メールアドレス

 

東京会場

ピースオブモダンダンススタジオ
東京都目黒区原町2-4-7 
カステーオ目黒原町 B1階

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セミナー講師案内:

【こころと競技】 東京会場
5月3日(水)  14:10 ~ 15:40  こころと競技

担当: 瀧田 絵美 臨床心理士、国家資格キャリアコンサルタント
【現在の活動】 国立スポーツ科学センタースポーツ科学部 スポーツ庁委託事業 女性アスリートの育成・支援プロジェクトメンバー 中央競馬会 競馬学校 騎手課程生 メンタルケア担当 公立中学校高等学校スクールカウンセラー 私設カウンセリングルーム 心理カウンセラー
【心理サポート活動】 17歳からモデルを始め、国内外の写真作家、画家、映像作家らの作品に多数参加。それらの活動からパフォーミングアーティストの心理面のサポートやケアの必要性を感じ、大学院で臨床心理学を学び、臨床心理士となる。スクールカウンセラーや産業カウンセラーなどを経験しながら、2011年よりパフォーミングアーティストの心理サポート活動を開始し、講習会や国内外で活動しているダンサーの個別心理サポートをしている。
【講師より】 成長期の子どもは心も身体も大きく変化します。スポーツ界では、パフォーマンスの向上には自分の身体とともにこころについても知ることが大切と言われています。そこで今回は「今の自分を知ってパフォーマンスに活かす」をテーマとして、成長期の女性アスリートの心とパフォーマンスのつながりについてお話させていただきます。

【講義内容】
・自信につなげていくレッスンノートの書き方のポイント
・本番の緊張対策のために、日頃から取り入れられるリラックスできる呼吸法
・性格テストを使って自分の性格とパフォーマンスがどうつながっているのかを考えてみる
など、自分の心とパフォーマンスのつながりを感じ考える体験をする。また

・成長期のアスリートの心の変化
・ストレスと心のSOSサイン
など、成長期の心について学び、今の自分自身について考えてみる。

【こころと競技 こころと栄養 女性のからだと傷害予防】 両会場
担当: 藤田 のぞみ
葵接骨院院長 柔道整復師、メディカルトレーナー
柔道整復師として井戸田整形にて勤務後独立し、平成14年に葵接骨院を開業。スポーツ外傷とリハビリを得意とし、学泉大学男子バスケ部トレーナー、国体チームトレーナーとして活動。自院では、フィギュアスケート、バレエなどの審美系スポーツの選手を多く診察。専門誌においてもフィギュアスケート関連記事を執筆。
東京では、臨床心理士さんの瀧田さんのお話のあと、名古屋で開催したスポーツメンタルの導入部分をご紹介します。自分を知るということがどういうことかを体験してみましょう。また2日目は昨年名古屋でも好評だった、
けがや障害について。その原因が、不良姿勢やオーバートレーニングだけでなく、食事や、女性のからだの特性をしらないがゆえに起こっているということはあまり知られていません。このような問題を、普段のコンディショニングに使える管理ツールや方法をお伝えします。