選手の朝練 大人の朝活


大人になるとまわりでゴルフをやっている人が増える。

私がゴルフをやらない理由はただ一つ

“朝早いのが嫌だから”

これに尽きる。

まずは起きて参加するということから始めればゴルフの楽しさがわかるようになる

という方もいますが、そんな気がしない。

でも、20代の頃は、朝、ウエイクボードをやってから仕事をしていたこともあるから、

起きようと思えば早起きはできるのです。

 

先日、あるセミナーで

“潜在意識と顕在意識”

というお話を聞いた。

顕在意識は自分がはっきり意識していることで、潜在意識は無意識の部分。

人の意識の構成は、潜在意識が97%で顕在意識が3%。

割合は90%と10%という方もいるが、とにかく潜在意識で人はできているし、動いている。

人生の形成過程は

人格や性格 → 心 考え方 → 行動

となるそうだ。

性格とか人格はすぐ変わるものではなく、育ってきた環境や、親が行ってきたこと話してきたことに左右され

それが、心や考え方に反映されて行動に移りがち。

その心や考え方のほとんどが潜在意識に左右されているということ。

つまり、

“心構え、心持ちを変えないと行動は変わらない”

ということ。

私のゴルフは、心持ちはかわらないのに、とりあえず朝起きてやってみようというお誘い。

これだと上手くいかない。

誰かがゴルフの良さを伝えるこの上ないプレゼンをしてくれて、

私の中の潜在意識に何かを訴えてくれないと行動は意味をなさない。

 

朝活はなんとなく集まるだけで上手くいかなくなるのは、

潜在意識で「必要だ」と思えていない人が多いのに、とりあえず朝活だけに参加するという行動をする。

大人の朝活グループが上手くいかない理由はここにあると講師の方が説明していて妙に納得した。

変わる必要性があって、心からそれが思えてそのうえで解決策等が「朝活」の人しか残らないのだ。

 

そして、これは、選手の朝練も同じこと。

朝練に行くぞ!って口にだしてみてもそれは顕在意識の部分。

朝練行っても、体動かないし、けがしない程度に動いておこう

というのが潜在意識にあれば、朝練の効果はきっとない。

潜在意識の支配力ってすごいのだということが分かった。

 

目標をかなえていくには、自分の潜在意識から動かさないとだめなんだと思ったセミナーでもありました。

朝練、朝活に参加するだけになっている人は見直すチャンスになるのではないでしょうか?

 

おまけ: これを書いているときにスケーターから「曲がかかるとジャンプが跳べないんです」って相談があった。

これを読んだみなさんなら解決方法は浮かびますよね?