大口をたたく


私が愛読しているいくつかの雑誌で楽しみにしていコーナーがあります。

【身体言葉(からだことば)】

というもので、からだの部分を使ってあらわされている言葉の語源や意味を考えるものです。

以前のブログでも紹介したことがあるのですが、

たとえば“二の腕”という言葉、“二の腕”があるのですから、“一の腕”があってもいいはずですよね?とか。

“肩書き”って、どういう語源?などといったもの。

 

今回タイトルにした“大口をたたく”についても以前にとりあげらたことがあるので、

そのあたりも絡めながらお話していきます。

 

“口” にまつわるからだ言葉はたくさんあります。

口を利く

口が重い

口走る・・・・・・・・などなど

 

タイトルの“大口をたたく” は、とくに私がみているスポーツ分野に関わるところなので選んでみました。

日本人は“沈黙は金” とか、 謙虚な発言を好みます。

ちょっと前にテニスの錦織圭選手が

 

“勝てない相手ももういないと思う”

 

と、発言したとき、それがニュースの見出しにすらなったくらい。

とりわけ、スポーツ選手では、ちょっと行き過ぎていると “ビッグマウス” などと叩かれてしまう。

サッカーの本田選手なんかはこういうバッシングを受けているひとりだと思います。

古いところであると、野球界では1981年に当時ロッテオリオンズに在籍していた落合博満選手が

シーズンの抱負で “三冠王をとるよ” といったのが、のちに激しいバッシングに会うこともありました。

落合選手は結局のところ、3度の三冠王として結果がついてきています。

 

当院でもスポーツメンタルはやっているのですが、

そこでも“有能感” という、自分はできるということをお話します。

また、できるだけ自らの目標をはっきりした形にしてもらうこともしています。

 

有言実行でやっていけるタイプの選手もいれば、

コツコツと影で闘志を秘めながら努力していく選手もいると思います。

もちろん大口を叩いてみて、結果がともなわいと批判が集中することだってあります。

 

口という言葉はついているものの、コラムの中で辻田さんがおっしゃられたとおり

“問題の本質は言葉が発せられる口そのものではなく、その人の心根にあるように思う。”

 

公言して自らを追い込んでいっても結果がともなわないときだってある。

どんな気持ちで発したのかを拾える指導者が増えるといいなぁという思いでいっぱいです。

そんな選手を支える指導者を増やすために、ドリスポ愛知の岡田さんと8月に

またコアキッズ体操とストレッチポールを使ったベーシックセブンのセミナーをやります。

【コアキッズ体操】

2015年08月02日   14:00 〜 17:00

定員14名

会員:7,560円

一般:7,560円
再受講:1,890円

再受講料金での受講はJCCA会員の方のみとなっております。

 

お申し込みさらなる詳細に関してはコアキッズは・・・・・

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ベーシックセブンに関しては

詳細みどり