代謝をあげても痩せない人がいるわけ その2


前回は、代謝をよくしても痩せないひとがいるという、体の毒の量によるものというお話をした。

で、その毒ってなに?!というのが今回の話。

 

日本人がとる普段の食事には一日あたり

おおよそ2.4グラムの添加物やら保存料というのが使われている。

それがしっかり排泄されていないのが現状。

 

 

人間側も何億年も生きてきた中である程度の対応はしてきているが、当初のメカニズムよりも排出量が少なくなっているのだ。

 

 

食物繊維が減ったからとかっていうのではない。排泄メカニズムが壊れてきているのだ。

 

 

犬を飼っている人ならわかるが、犬も長く散歩していればウンチも1-2回する。

そういうことが人間にはなくなってきている。

 

 

うんち以外にも排出方法としてあるのが、尿。

これを司るのはご存知のとおり腎臓。

腎臓はろ過装置になっているので、そこそこ動いていないと、そのろ過する網の目が目詰まりをおこしてしまう。そうなってくると、腎臓の機能はうまくいかなくなり、腎炎、腎盂炎、腎結石・・・・といろいろな病気につながっていく。

 

 

 

さっきも言ったように腎臓はろ過装置だから、

そこそこシェイカーのようにふられていないとだめなのだ。

 

 

この腎臓のそばを通っているのが、実は腸腰筋という筋肉なのだ。

 

トレーニングをすると必ずといっていいほどでてくるこの腸腰筋。

コアや軸をしっかりさせるには重要だ!と叫ばれているが、その本質はまた別。

ここが動くと、腎臓はそこそこ振られて目詰まりせずに毒物を外に出せる。

 

 

では、この腸腰筋を動かすのに、そんなたいそうなトレーニングが必要かというと、そんなことはない。いたって簡単。歩行をすればそこは動くのだ。

 

 

歩くことによって健康になるとか、病気が治るということを言っているのではない。歩くことで本来の人間としてのシステムが機能するということなのだ。それをわからずして、運動療法というのはありえない。

 

 

よくあるのが、太ってしまったのを代謝能を増やしてやればやせるだろうと考えて代謝能をあげるようなエクササイズのみを処方すること。

これだと増やした段階で老化が加速的にふえていくということを知っていないといけない。

 

 

もののシステムというのは必ず「対(つい)」で考えることが重要。

片方だけではどこまで行ってものものの一部でしかない。

 

 

高性能のエンジンに、ハイオクガソリンを使ってみたって排気システムがなければどうなるかは簡単に想像ができると思う。

 

 

人間だって同じ。食べてガンガンに動けばいいってもんじゃない。体内に毒が残れば代謝はよくしても絶対に痩せないし、一時的に痩せてもまた太る。

 

そんなことを、今日も天気のいいなか歩行しながら考えていた。

 

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