昨日は、【上の血圧】についてお話をしました。
さて、今日は、下の血圧についてです。最低血圧というものです。
最低血圧は年齢層でやはり違ってきます。
60歳の時に20歳のときと同じ身長でも、40代から少しずつあがっていきます。それは脱水率の問題です。
幼児の時は80%も水分があったのが、年とともにまさにみずみずしさが失われていきます。
赤ちゃんのあのぷよぷよ感はまさにみずみずしさの象徴ですよね。思わず触りたくなる。
水分量は25歳くらい男性ではだいたい64%くらい、30歳で60%、60代だと50%程度になっていきます。80代になると一番ひどい人だと43%だったという結果もあります。
女性の場合はその減った分を埋めていくのが体性脂質というものがあります。
この体性脂質と身体の中にある空間【腔】というのもさらに関係してきますから男女で計算が少しかわってきますが概ねの捉え方は一緒です。
30歳男性を例にしてみると、水分量は60%です。
立ったときの身体を容器と考えるとだいたいおへその高さまでお水が入ってきます。
それが60%。これは上の血圧とちがって、ここまでは水が入っているのでなんもしなくても血液体液があるいわゆる【静水圧】です。
ポンプであげる必要がないということですね。
170センチくらいの男性ですとおへその高さはおよそ1020ミリすから、これをまた水銀比率で割ると1020÷13.6で75。
つまり最低血圧は75mhgくらいだとわかるわけです。
でもこれはあくまでじっとしている時のお話になります。
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血圧というのはまずこういうことを知ってからいろいろなことを考えていかないといけないんですね。
さて、これが寝ているときにさらに問題になってきます。
・・・・・・・・・・これは明日だな(笑)