これほんとです!
気が付いたのはバレエの先生だけでした・・・・・
今年から、新体操コーチのためのバレエ勉強会に参加しています。
バレエレッスンの中で何を目的にするのか?というお話で「表現力の向上」というお話がありました。
この時に動きと音楽が一致するということが大事なのですが、これがわかっているようでわかっていない。
いや、これは伝わっているようで伝わっていないんだと思える出来事が院内でありました。
私の院は、移転前まではオルゴールをかけていました。
これは癒しという意味でもかけていたのですが、移転してからは、いろいろな音楽をかけています。
先日、新体操コーチのための・・・を受けた影響で「バレエレッスン」の音源をYoutubeから拾ってかけるようにしました。
バレエの先生たちがどのようにバーを組み立てているのかとか、そこにどんな曲を選んでいるのかなど私にはとっても新鮮な感じがしていました。
このバレエレッスンの曲をかけて反応したのが「バレエの先生」だったんですが、
不思議な現象が起きました
「これ、バレエレッスンの曲ですか?」って聞いてきたのは「バレエの先生だけ」だったんです。
うちは4割が審美系、バレエの方です。
小学校4年生から大人の方までいますが、バレエの生徒さんで誰一人として「これバレエの曲っぽい」とか「レッスン曲ですか?」と言った子がいないんです。
あーこういう違いがあるんだなぁって思いました。
バレエの先生は音楽的な感性を高めたり、音楽を聴いて表現の仕方、動きをかえるってことを教えているのでしょうが、そこに習いに来ている子はBGMになってしまっていたのではないか・・・・
もしくは、カウントをとるためだけになっていたんでしょうね。
トレーニングにはいろいろな原則というのがありますがその一つに「認識性の原則」というのがあります。
ざっくり言うと、どうしてそのトレーニングをするのか、どの筋肉を使うことで効果をあげられるのかの認識がないとパフォーマンスをあげることはできないというものです。
先生たちは表現力の向上のために「このCDいいなぁ」とか「今日はこのCDにしてみよう」とかって考えているはずなんですが、それが生徒さんには伝わってない可能性が・・・・
まぁ、あくまで院内でおこった出来事からの考察なんですが、バレエの先生には「選ぶ音楽の重要性」を生徒に伝えてあげるのと、生徒さんは「この音楽で何をしたいのか」がわかるといいかなぁって思うところです。
私が寄り添えるのはあくまで「うまくなりたい」ってところなんで。
バレエダンサーさんでおこった事象ですが、これはフィギュアや新体操などほかの審美系でも同じですよね。
また、フィギュア選手なんかが苦手とすることもこの事象から見えているのでまたどこかで記事にしようと思います。
とりあえず今回伝えたいのは「音楽を単なるBGMにしないで、表現力の向上に使おう」というところです。
余談ですが・・・・私はYoutubeのかてぃんチャンネルが好きで観てます。