腰痛にアイシング?


葵を古くから知る患者さんは

合言葉のように

「まずは冷やすですよね?」

となります

 

来院理由の一番オーソドックスな症状として

「腰痛」がありますがうちでは積極的にアイシングを使います

正確に言うと「局所冷却療法」といって理論もありますが

患者さんには氷を使うことを推奨しているので

わかりやすく「アイシング」と言っています

 

冷却に使うのはあくまで「氷」です

人間の体は水分が多い

氷もゼロ度の水です

これが安全性をうたえる理由です

ただし、表面に霜が付いている場合はおとしてから使うこと

ざっと水に通すと安全です

この「安全」がとっても大事

 

よく「あたためたらだめですか?」

と聞かれますが

あたためはとっても難しいんです

人間の体はたんぱく質がとっても多い

卵と一緒と思ってください

生卵を温めるとゆで卵になりますよね?

つまりたんぱく質が変性します

人間の体も熱にはとっても弱いのです

あたためにはいくつか種類があり

それを治療家は使い分けして治療に使います

でも一般の方にはとっても扱いづらい

おうちでの「安全」を考えたときには

あたためより冷却のほうがいいからそのように指導しています

 

ぎっくり腰で痛みがあるときにアイシングは理解しやすいですが

そのほかでも??となります

でも、大丈夫。

他の腰痛の時にもとりあえずは「アイシング」してみてください

 

シンプルイズベスト

3日たっても治らない場合は自力での回復は無理と思ってもらうこと

冷やしてもよくならない場合はそこに原因がないのかも?

たとえば痛みがそこに「投射」されているだけかも

この場合も治療家か医師の診断をうけることをお勧めしています

 

ぎっくり腰の場合は保険診療がききます

慢性的な痛みや原因のわからない痛みはラボになります