手汗、足汗は多汗症??


病名や傷病名というのは

人の名前がついていたり、状態が名前になっていたりします

たとえば、オスグッドシュラッター病は

オスグッドさんとシュラッターさんの名前がついている

脊柱管狭窄症は

脊柱管が狭まっている、狭窄している状態を言っている

 

 

日ごろ施術をしていると足裏を触ったときに

独特の汗がでている方がいる

「多汗症で・・・」っていわれる。

これはあくまで汗がたくさんでている状態

多汗症の治療は、この状態を止めるために

「汗がでないように」するという方法がほとんど

 

 

でも実は、多く汗がでる原因として

血糖値のコントロールが上手ではない場合もある

そもそも自分が低血糖になっていることもわからないという

無自覚性の低血糖の人も結構いる

 

 

寝起きの悪さや食後の眠気

朝起きたときにでる頭痛

不安感など

低血糖から引きおこる症状がいろいろある

でもどれもこれもまさか

「血糖値が安定してない」ことから起こるとは思っていないケースが多い

 

 

施術中に触った足の汗には独特なものがあって

このあたりは感覚なのでお伝えするのは難しいのですが

「あっ、この汗のかきかたは血糖値コントールによるものだなぁ」

ってのがわかります

 

 

そういう場合は、問診でいろいろ該当するものを引き出したり

もっていたら血液データをみせてもらったりします

結局、血糖値コントロールできてないと整形外科分野の治療も

進まないこともあるので

 

 

からだはいろいろとつながっています

痛みが取れない原因が必ずしもそこを痛めたからではなく

治る要素がないから、治る道がからだにないからとか

その一つが血糖値のコントロールだったりもします

病院でもらったお薬が効かないなんてのも

お薬が効くには代謝が必要で、それが上手く行ってないということも

 

 

手汗、足汗に悩んでいる方は一度自身の血糖値の上下動を

チェックしてみるといいかもしれませんね。

接骨院は、外傷を主に診るところです。

病院でよく「患部を触ってもくれなかった」という話を聞いたりもします

治りづらいとか、治っていかないというのにはいろいろ原因があります

患者さんに触ってみてわかることがあるのも事実。

だから、触れた瞬間の違和感はやっぱり大事に日々診療しています

手汗、足汗が教えてくれたのはかなりの割合で

血糖値コントロールが上手くいってないと臨床経験から感じています