突然ですが・・・・


結論からいいますね。

 

葵接骨院は2021年2月に現在の場所での業務を終了します。

その後の予定は全くもって未定です。

よき提案、よきアドバイス等ありましたらぜひ宜しくお願いします。

ちなみに「廃業」はしません。



みなさんにとっては突然なのですが、

実は2年前よりすでにスタッフや近しい方には

お話していました。

 

平成14年に中島町で開業し

その頃は100%保険診療で行っていました

当時は、老人さんが多く通院するのが

接骨院というイメージがまだまだあったなか

スポーツリハビリをうたったことで

非常に若い層の患者様が多く来てくださり

忙しさのあまり、自宅にいるスタッフを

呼び出してまで対応したこともありました。

 

 

接骨院業界はいずれ保険診療が難しくなることや

私自身が求めている治療体系をするには

自費診療がかかせないことから早い段階で

自費を取り入れていました。

 

 

開業時の借金がなくなった平成19年の5月。

そんな中平成19年8月にゲリラ豪雨で院が

完全に浸水し、1週間の休業を余儀なくされました

100年に1度と言われた東海豪雨並みの雨

ゲリラ豪雨はその後の12年に3回

つまり4年に1回オリンピックのようにきて

そのたびに浸水を経験するのはちょっと・・・

ということで

ご縁をいただき現在の場所へと移転してきました。

当時の葵接骨院は、7割が中村区外の患者様でしたので

移転してもやっていけると判断でした。

これでも一応経営者なので(笑)

まぁここで大きな借金を再びしましたけどね。

 

 

平成19年の年末から今のところでの診療を開始

現在に至ります

その間に治療業界、接骨院の業界は大きく変わってきました

葵接骨院も、フィギュアスケート選手中心だったのが

そこからバレエの方が増えてダンスの方なども増えました

 

 

院長の私自身の強みは

「スポーツ医学で患者さんを診る」

というものです。

 

フィギュアやバレエの出身で治療家の世界に入ってくる方も増えました

フィギュアやバレエに詳しいことは利点かもしれませんが

治療経験が少ない治療家が多いのはちょっと心配です。

国家資格を持っていても

ちょっとからだに詳しい治療家でしかないからです

 

 

私自身は表に出ているテクニック的な部分には興味はあまりなく

今でもうちを頼ってくれる方の「悩み」に興味があります。

治療というものを患者さんに与えたいというより

患者さんを育てていきたいという思いの方がはるかに強い。

そんなこんなでのべ15万人の方を診てきました

新たな挑戦を別の分野でするということはありません。

 

この強みを生かして未来を切り開いていくのがベストなので

それを考えた場合、別の形を模索するのがいいと2年前から進めていました

 

また、自費診療を進めておいたおかげで

今の広さが必要になくなっていました

保険診療のように1日で何十人もみるなんてことはなくなったので

名駅からも近い場所で、この広さですから家賃の固定費も重い

早めにコンパクトにしたほうがいいという思いもありました

 

 

そんな中でのコロナ

ありがたいことに葵接骨院の売り上げも少なからず打撃を受けましたが

持続化給付金をいただけるまでの下げにはならず

以前から固定費の負担の大きさを痛感することになりました

 

 

また、前回の治療院は浸水ですが

今の治療院は建物の老朽化が進み雨漏りもひどく

実害はなかったのであまり気にはしてなかったのですが

医療機器が危うくダメになりそうになったことも要因の一つです

まぁ、水難の相があるんでしょうね、私。

 

ということで、

このタイミングで計画通りにここでの営業を終了するのが

妥当だと判断し

大家さんにもお伝えしたのでここで発表いたします

 

 

次の治療院の候補地ですが・・・・これも未定

治療院を路面店にするのかビルの中にするのか

店舗をもつのか、持たないのか

名古屋にするのか名古屋を離れるのか

 

 

通院中の方の中には

「私はどうすればいいの?」

と思われる方もいると思います。

それは以前の店舗からこちらに移転するときにも

私自身は経験済みで

どんなことになるかはわかっているので

こちら側としては心配していません。

収まるところにおさまります。

私自身の治療は、与える治療ではなく

患者さんを育てることをしてきているので。

 

 

こんな面白いことあるよとか

ここに店舗の空きがあるよって提案も聞きますよー

まずは皆さんに報告まで。

 

葵接骨院

院長 藤田のぞみ