自分がいる世界の話をするとき、どうしてもそれが当たり前と思っていることが
ほかの人にとっては「発見」であることが多い。
昨日のこと、
「先生、このけが全治どれくらい?」
「1ヶ月くらいかな」
って。
このとき、患者さんの頭の中は
「1ヶ月すればまたチームに戻ってゲームできるんだぁ」
一方、私の頭の中
「その頃になれば日常生活は支障はなくうごけているよ」
え???って思ったでしょ??
他にも、スポーツ新聞のみだしに
こんなのとか(笑) 全治1ヶ月ね。
こんなのとか(笑)
注目するのは「全治」のところです。
たぶん、これを読んでいる医療者以外は
「マッチも1ヶ月でレースに復帰ね。」
「山口選手も6週すれば試合に戻れるね。」
なのだろう。
でも、それ間違いです。
医者が出す「全治」は、医療管理下で管理が必要な期間。
つまり、「加療」期間で、お医者さんの診察や、
リハ室にかよってもらう期間だったりします。
ここは目指すところは
「日常生活に支障がでない程度の機能の獲得。」
であり、
「保険診療システム内での管理できる範囲のゴール」
なのです。
皆さんが思っている「試合復帰」ができるというのは、
俗に言うところの「完治」がそれにあたります。
日常生活レベルに問題がなく、かつ練習、さらには選手が目標とする「試合」にでられた状態。
その選手にとっての目的が達成されたところが「完治」なのです。
医師、医療者からした目標達成が「全治」であり、
その人個人個人の目標の達成が「完治」
え?じゃー、とりあえず日常生活に支障がなくなったらどうしたらいいの??
病院では見てくれないんでしょ??
ってなる人いませんか?
あの・・・・・・・・・・・・・・・・・・正直ね・・・・・・・・・・・・・・・・
しらんがな~
です(笑)
だってね。選手が痛みを必死に取りたい理由ってなんですか?
「ベストパフォーマンスをしたいため」
じゃないですか? だから、それを他からも求められない立場になったとき、
つまりは、選手引退したとき、多少痛みがあっても病院には来なくなります。
リハビリにも来なくなります。
痛みがあっても日常生活ではベストパフォーマンスはいらないからね。
その人にとっての「ベストパフォーマンス」って、医療者が作るものですか?
違いますよね。
ベストパフォーマンスへの道は、自分で見つけるのです。
どんなに願ってみたって、神様にお願いしたって思いは、自らが行動しないとなんもかわりません。
中間テストの前日に「神様お願い。テストでいい点とれますように。」って、
勉強もせずに、早寝して体調整えたってとれるわけないじゃないですか。
だって、目標とする「いい点とる」ために勉強するという行為がないんですもの。
でもね。一人じゃ心細いでしょ?
だから、その「想い」に寄り添えるようにがんばってくださっている方がいらっしゃいますよ。
道しるべを示してくれたり、短時間で目標達成ができるお手伝いをしてくれる人。
私もたくさん知っています。
適材適所な方が私の周りにはいますので
必要ならその方に引き継ぎます。
本日のおさらい。
今日のお話は「全治」と「完治」のちがい
医師、医療者からした目標達成が「全治」であり、その人個人個人の目標の達成が「完治」
まずは、葵接骨院でもその寄り添い役をやっておりますので。
とりあえず、病院でやることやって、その先に悩んだらラボを受診してみてくださいね。
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