「なんとなく痛くなった」は保険が使えません


葵接骨院は、保険診療と完全実費の予約診療であるあおいラボを開設しています。

私が接骨院でお仕事をし始めたのがもう20年も前のお話で、その頃から何度も健康保険のシステムは変化をしてきました。

 

古くから通院されている患者さんをもつ同業の先生方は、なんとか保険診療を続けられるようにと努力をされてきました。

葵接骨院でも、開業当初から保険診療に自費診療を組み合わせて、できるだけ患部は保険、原因へのアプローチは実費という形で対応させていただいていました。

しかし、国の医療費改革は思った以上に早く厳しく進んでいます。

保険審査は大変厳しくなり保険点数も減り、同業者でも廃業を余儀なくされているとろこも増えている現状です。

 

接骨院の場合は、基本的には「外傷」でしか保険は使うことができません。

幸いフィギュアスケートをはじめとするスポーツ選手が多い葵接骨院は、ひねった、ぶつけた、転んだ・・・といったものでのけがが多く

保険を適切に使用できていますが、

中には、「なんとなく」 や 「いつからかわからないけど」 という形で診察を希望される方もいらっしゃいます。

 

葵接骨院を頼りにしてくださったのは非常にうれしく、なんとかお力になれたらと思うのですが、

保険診療では範囲が限られており、こちらとしても、原因までアプローチができないもどかしさがつのってしまいます。

結局、自費診療での受診はちょっと・・・ということで、おかえりになってしまう患者さんもいらっしゃることはたしかです。

 

 

既存の患者様やこちらのHPでも告知はさせていただいていますが、

4月からは、水曜日の午前も完全実費予約のあおいラボを拡大することとなりました。

 

保険診療から、自費診療を試していただいた患者様の実に9割はその後、不定期、定期にかかわらず、

自分の身体のメンテナンス、未来の自分に対する健康の投資としてラボを受診してくださっており、

そのための枠を拡大することになりました。

 

今後、自費診療の流れは葵接骨院でも強くなり、手軽な金額でなくなるために来院をやめるという方も多くいると思います。

ただ、今後の経済動向からも保険は厳しくなることはあっても緩和されることはないと予測され、「保険の制約」が「治療の質の向上」の足を引っ張る恐れもあり、

6月以降は午後もラボ以外の曜日に関しても自費の予約を優先することを予定しています。

まったく、保険診療を行わないというのではなく、正しい保険の使い方を患者さんにもお伝えしつつ

今後の保険取り扱い変更に対応できるようにと院内も改革することにしました。

 

以下の変更を今後進めていく予定です。

 

4月より・・・・・

 水曜日午前は完全実費のあおいラボ (緊急以外の保険診療は基本的にはお受けいたしません)

 

6月より・・・・・

 水曜日、土曜日のラボ以外の曜日・・・つまり月曜、火曜、木曜、金曜 においても自費診療予約を優先します。

 ただし、今までどおり、保険診療も取り扱っていますが、自費診療の予約の方が優先になるので、保険診療の方は順番が前後してしまうことがあります。

 

今後はあおいラボでどのような症状が改善しているかの、みなさまの声を随時アップしていこうと思います。

同じような悩みを持つ方の助けにその声がなればと。

 

あおいラボの詳細は

詳細ピンク