下腹脂肪は股関節で改善させる


下腹部周りの脂肪が気になり始めた方

自分の歩く歩幅、狭くなっていませんか?

 

食事改善をしても、有酸素運動しても

体重は落ちたのに下腹部の脂肪は落ちてくれない…

40代以降の女性に多い悩みのひとつです。

 

下腹部の脂肪を減らそうと

毎日腹筋を頑張っても効果はわずかでしかありません。

非効率的です。

 

ポイントとなるのが【股関節の可動域】です。

 

股関節の動きが少なくなってくると

・階段を昇る脚があがらない

・歩く時の歩幅が狭い

・何気なく歩いている時につまずく

・靴下を立ったまま履くのが辛い

 

日常生活の動きの質が下がってしまいます。

 

先日クライアント様が

「旦那とウォーキングに出かけて同じ距離を一緒に歩いたはずなのに、私の歩数が旦那より多かったの」

と、お話してくださりました。

背丈はあまり変わらないとのことでしたが、脚の長さは個人差があるため必ず歩幅が同じになるとは限りません。

しかし、股関節の可動域が減ってくると確実に脚が前に出なくなります。

 

 

よく、「立ち仕事なんで普段は歩くことが多いです」

と言われる方がいますが

ウォーキングと立ち仕事の【歩き】は全く別物になります。

 

建物内の歩きは歩幅が小さく、むしろ疲れを生みやすい動きになります。

また、営業職で外を歩かれる方は足指や足裏の機能が働きづらい革靴・ハイヒールでの歩きになるため、可動域制限が出やすくなります。

 

 

なかなかウォーキングシューズを使って歩く習慣を身につけることが難しいのであれば

エクササイズとして取り入れて、自宅で動く習慣を身につけておきましょう。

 

《エクササイズ①》

椅子に腰かけて片脚を反対の太ももに乗せます。

背筋を伸ばすように頭の後ろで手を組みましょう。

背中が丸まらないところまでゆっくりお辞儀していきます。

お尻の周りがストレッチされるのを感じたら3秒キープ

初めの姿勢に戻ります。

これを両足各10回繰り返します。

 

《エクササイズ②》

こちらも椅子を使って行います。

つま先を真っ直ぐ前に整え、片脚は宙に浮かせます。

背筋を伸ばし、床に残した脚を使って椅子から立ち上がります。

この時、バランスを崩さないことと

立ち上がる際に膝が内側へ倒れない様に気を付けます。

立ち上がりきったら、ゆっくり自分の体を支えながら椅子に座りなおします。

この時も常に片脚は浮いた状態です。

 

お腹を丸めてしまうと立ち上がりずらくなると同時に太ももの前に力が入ってしまいます。

出来るだけ目線を遠くに置き、お腹が丸くならないようにしましょう。

バランスを取りながら片脚各10回ずつ行います。

 

 

単純な柔軟性ではなく、自分の体をいかにコントロールする筋力と可動域を持っているかが大切になります。

下腹部の脂肪を落としたいなら、腹筋運動の前に2つのエクササイズを試してみてください。

他にもお腹痩せに有効なエクササイズはたくさんあります。

どんなものか体験したい方はぜひ《パーソナルトレーニング》を受けてみくださいね!