新学期!
新年の次くらいに自分の習慣を変えるにはいいチャンスだと思います。
みなさん、自分が起きている間でどれくらい無意識に動いているか知っていますか?
起きている時間の実に3分の1~2分の1の時間が実は習慣化の行動に支配されていて、ほとんどの事が無意識の習慣になります。
起きている時間の大半は無意識でやっていることなので、もし、変えたい習慣があるときは、まず「意識下におく」ということをしないと始まらないのです。
意識下に置くというのは、たとえば「記録をする」ということ。
どんな時にどんな気分でどういう行動をしていたのかを見える化する。
それにより場所を変えたり、気分を変えたりすることで辞めたい習慣がコントロールできるようになっていきます。
自分が習慣化していることって意外に気が付いていないことが多い。
私自身も意識していないでも身体が動いています。
たとえば、朝の流れの中で気がついたら歯磨きして、お化粧して・・・・この時間に出勤して・・・・という感じです。
自分の1週間の動きをどこで何をしてどんな気分だったかを記録すると、悪い習慣や辞めたい習慣の前に共通点が見えてくるのです。
習慣的な動きは何かそれをやり始めるときに「鍵」があるのです。
その一つが環境。こういう状況で、こういう環境にいると悪い習慣が発動する!という感じですね。
環境が人を変えるといいますが、悪い習慣も環境に影響されます。
新学期、新年度は環境変化が起こりやすい時期です。
この環境を利用して辞めたい習慣を辞めるようにできるのです。
時々意思の力で何とかしようとする方もいますが、それは難しいと思われます。
なかなか意思の力では習慣は変えられないので、環境を変えてしまうのです。
悪い習慣や嫌な習慣って、不思議なことに習慣化していくとそこには感情がなくなっていくんです。
おうちのリビングで帰ったらグダグダする習慣がついている人は、そこでグダグダしていることに罪悪感もなければ、感情もないのです。
そういう風にすることが習慣になっているから。
ちなみに意思の強さで変えられる習慣というのは、年数回の行動のみで、週1回やっているような行動は変えられないとイギリスでの研究結果がでています。
とくにこれに該当するのが間食です。
自分の意思だけで、意図的に習慣化を変えようとすると必要な日数は66日。
これは1日2日さぼっても影響はありません、でも環境を変えていくともっと短い時間で達成できます。
新年にたてた目標が上手く行っていない人は、このあたりを新学期、新年度の今、見直してみてくださいね。
なお、選手のための見える化は「アスリートダイアリー」が最適です。
疲労度合をみる起床時心拍数、栄養状態をみる体重測定、必要なものを食べているかをチェックできる食事調査、
これらを組み合わせて自分が今、不調な理由を探せるようになっています。
院にもまだ数冊在庫がありますので、ほしい方は声かけしてくださいね。
また、一般の方でも、辞めたい習慣があるようでしたら、日記やスケジュール帳に行動を書き出してみるといいですよ。
こんな習慣かえようと思います!という宣言もまたいいです。
みなさんからの報告お待ちしています。
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日頃の食生活の習慣は、血液検査からもチェックできます。
一度チェックしてみるといいですよ。
ページを少し下にスクロールしてくると血液検査を使った食事指導の項目がでてきます。