白米と玄米と時間の関係


あおいラボでは、選手や一般の方に対して栄養指導などもしています。
最近はスタッフも栄養は勉強して少しずつ知識を増やして、患者さんにも反映できるようにしていってます。

食事は食事の内容も重要ですが、それを摂取するタイミングというのも重要になってきます。たとえば、【筋トレとプロテイン摂取の関係】などもそうですし、選手であれば大会での自分の出場時間との食事の関係も関わってきます。それよりもっと一般の方に身近なものとしては、普段の食事での白米と玄米も実は時間に関係があります。

私自身は、玄米が好きなので、朝でも昼でも夜でも基本的には家で食べる場合は【玄米】を食べています。

玄米の特徴としては・・・・・

玄米と白米のカロリーは実は同じですが、胚芽・糠にはビタミン・ミネラル・食物繊維が多く栄養豊富です。自然と咀嚼回数が増えるので満腹感が得やすい。

これらはメリットとしてあげられるのですが、その反面・・・・・

胃腸に負担がかかりやすい。消化に時間がかかる。

というものがあります。
そこで、ここに関連してくる栄養学として【時間栄養学】というものがでてきます。
現在、選手の栄養指導をしている中で、夕方までにたべる補食のおにぎりは、玄米や雑穀米などにしてもらい、遅い練習の前やあとは白米のおにぎりを勧めています。

一般の方でも20:00くらいまでに夕食が取れる方は、玄米や雑穀米でもいいのですが、それ以降は白米にしてもらい、さらには、白米の量を減らしたり、雑炊などにしてもらう工夫を取り入れると良いとされています。
10時をすぎてしまうようなら、それまでのあいだに捕食で白米のおにぎりをとるようにして、この時間には脂肪分はとらない、お野菜中心のスープなどにしてもらうほうが実はよい。

こういったちょっとした工夫が時間栄養学にはあります。
食べるものに少し改善ができてきたら、今度は時間栄養学を考えてみるとより効果的になっていくと思います。

ところで、おうちで握るおにぎりはみなさんは写真のような俵型?それとも三角?