2年ぶりに筋トレを再開しました。

筋トレというと、重たいウエイトをつかって・・・・と思いがちですが、

私がやっているのは、とても軽いウエイト。

自分の体重に少し負荷を加える程度なのですが、

その前に気を付けているのが、とにかく姿勢と可動域です。

年をとってくると筋力以上に可動域の狭さが気になっていきます。

また日頃の姿勢がこれを助長していくのもわかります。

デスクに向かいっぱなしの人は、どうしても猫背にもなりがちですし、肩も巻き肩になる。

こうなってくると、骨盤も後傾になっていってますます見た目も老けがちです。

時々患者さんとの会話の中で

「ちょっと歩くとふくらはぎがパンパンになる」

という方がいますが、この方の原因のほとんどが骨盤の動きやプレースメントといって日頃の位置です。

つまり日頃から動かないでいるとこの骨盤周りはかたくなるし、動きも少なくなっていい状態をキープできなくなります。

その結果、歩くとふくらはぎがパンパンになるという構図です。

なので、ふくらはぎをいくらマッサージしてもなんの解決にもなりません。

硬くなってしまった骨盤周りは使わないと元にはもどりません。

適切なストレッチや筋トレ、そして歩行も大事になってきます。

また意外にも骨盤周りの硬い人は、肩にも可動域の制限がでていることがよくあります。

肩周りはつかわないと、巻き肩以外にも猫背にもなるとその結果、肩こりや頭痛の引き金にもなります

たった一つの「ふくらはぎパンパン」という事象は、

骨盤が適切な位置になく、骨盤周りの筋肉も硬くなり、股関節の可動域も少なくなる。

同時に、肩周りの可動域もおちて、肩こりや頭痛にもなりやすい。

と、つながってしまうのです。

なので、骨盤周りのアプローチをすることもそうですが、

意外にも肩周りの改善、上半身の改善をすることでも股関節が改善されて、骨盤のプレースメントがしやすくなり、

ふくらはぎのパンパンが解消されてしまうことはよくあります。

人間の身体は繋がりがあるのでこんなことがおこるんですよね。

歩くとふくらはぎがすぐにパンパンになるという人は、まずは自分の骨盤の位置の確認をしてみるといいと思います。

壁に背中をついたときに、おしり、背中、頭のどこがつくのか？

これらの改善方法は、トレーニングの中でも指導していますが、

まずは、ラボで全身の関節の動きを取り戻すことから始めるのがやっぱり近道なんですよね。

ふくらはぎがすぐにパンパンになる！

それだって立派にラボを受ける理由になりますよ。

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