現状維持は衰退


新年あけましておめでとうございます。

さて、みなさんの三が日はいかがでしたか?

私は、元旦からウォーキングに出かけました。

見慣れたはずの風景もお休みとなるとちょっとちがったり、少し裏道をいくとすっかり家が建て壊されていて更地になっていたりといろいろな発見があります。

 

葵接骨院の3つの診療方針の一つが、

【歩行】

です。

このご時世、みなさんとにかく「スピード」が好き。

移動もやはり、自転車、車、電車・・・・・

自分の足を使うことがどんどん減ってしまいます。

 

治療に来られる方に足しては、たとえ手の治療であっても

【しっかり歩いてください】

とお話します。

歩くということは、まずは自分の身体の機能を維持するということなのですが、

これすらやらないのに、スポーツに汗を流す方も多い。

スポーツはあくまで身体機能の向上です。

 

維持があってそのうえでの向上

 

大人になるとその順番がおかしくなってしまう人が多いのです。

ただし、残念ながら、歩行は筋力を付けたり、ボディーメイクのようにウエストが絞られたり

足が細くなったり・・・といった効果を望むことはできません。

体脂肪が減りやすくなることは確かですが、いわゆるナイスボディーになるには、

それなりのトレーニングが必要です。

つまり、歩行はあくまで、

 

身体機能の維持

 

ですから、年相応に維持していれば、結局は衰退ということになっていきます。

悲しいけど実際はそうですね。

ただし、何もしなければ年相応どころか、みなさんの好きな“スピード”にのって加齢が進みますね。

誰もが若々しくいきたいはず。

 

ならば、

まずは“日々の歩行”とプラスして少しの筋トレをおすすめします。

 

でも、何からやっていいのか?

または

今の自分ができるのか?

と思われている方は、ラボで身体のチェックをしてみてはいかがですが?

動けなくなっているところを動けるようにするのがラボ。

メンテナンスができたところで、今年も大いに歩いてみてはいかがでしょうか?

ラボの初診は水曜日の午前午後、土曜日の午後で承っています。

 

ウォーキングは、いい季節から始めると長続きしないという特徴があります。

ちょっと寒いこの時期から始めると春になったとき歩く習慣がとっても気持ちよくなり続けられるようになります。

新年のあらたな目標として、

【いつもより歩く】

を心がけてみてはいかがでしょうか?