自費診療をはじめたわけ


葵接骨院では水曜日まるっと1日と、土曜日の午後を「あおいラボ」としています。

あおいラボは、完全自費の予約診療になっています。

自費診療のラボを作ったのにはわけがあります。

 

その人の人生に一つ楽しみを増やすため。

 

そんな大きな目的のため??

でも本当にその思いなんですよ。

 

葵接骨院は開業時から健康保険を使った診療をおこなっていました。

健康保険は原則、「外傷」にしか使えません。

どういうことかというと、捻じった、ひねった、ぶつけた、折れた、といった「けが」

しかもいつおこったかというのが判別できるものに対応しています。

 

 

なので、肩こりやなんとくなくおこった腰痛、いつの間にか痛くなった足

というものには適応できません。

でも、これらの微妙な症状にもそれが起こりやすくなった「原因」が必ずあります。

でも保険診療ではこれらの原因にアプローチをすることができません。

 

足首を捻じったというのが、ジャンプの着地のときで、

本来なら足がついた瞬間に筋肉が働いてしっかり体を受け止める体制に入るはずのものが

なんらかの原因でスイッチが入らずに遅れて入ったために、

足を捻じってしまった。

 

そういうことが実際にあります。

これは、普段の動きでも「もう一歩がでない」とか「曲に反応が遅れる」といった現象でもみられます。

でも、これらの原因を保険診療ではみることはやっぱりできないのです。

 

保険診療では、足を捻じった時には「足関節捻挫」という傷病名がつきます。

この傷病名がついたとたんに、保険診療でアプローチできるのは「足首」だけになってしまいます。

ここがもどかしいところ。

実際は腰との連動だったり、ひざとの連動だったりするから、そこから治したいのに

そこには保険は適応することができない。

つまり、書いてある傷病名の場所しか対応ができないのが保険診療です。

 

葵接骨院に治療に来られる方の多くは、けがの治療に来ているのですが、

本当は「けがの治療」だけに来ているわけではないのです。

足を怪我したせいで、仕事ができない、部活ができない、階段の上り下りができない

この「できない」を「できる」に変えるために来ているのです。

 

 

そしてその先にあるのは「生活の質を変えたい」との思いなんです。

 

 

怪我を治すのは、今まと比べて生活の質が下がっているのがわかるからなんです。

足が治れば、欲しい食材を手に入れるためにちょっと遠くまでお買い物にいけて、

家族みんなのごはんを作って家族の健康を提供できる。

そんな先があるからなんです。

ぎっくり腰が治れば、仕事に集中できて、

クライアントさんの問題解決を提案できるようになるからなんです。

毎日、寝てすごして楽しいなら治療には来ません。

 

そんな患者さんの思いがわかっているのに、保険診療だと足首の捻挫を治して終了。

「あー、痛みはとれた、腫れは引いた、歩けるけど・・・・・きっとまたあの患者さん捻挫またしちゃうだろうな」

って考えることあるんです。

 

保険診療に足りないのは、原因からアプローチすること。

その先にある「患者さんの人生に一つ楽しみを増やす」を考えた結果

できたのが完全自費診療の「あおいラボ」

 

けがや痛みは必ずしも悪いことだと私はおもっていません。

それがでたことで、気づくことがあるからです。

「原因から治したい」「けがをきっかけに身体を総点検したい」

そう思っていただけたなら、ぜひあおいラボを受けてみてください。

その先には必ず「楽しみ」が増えるから。

あおいラボはネットからも予約可能です。

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