メディアがブームを作る


先日、Facebookのタイムラインでもちょっと話題になったこと。

雑誌 「anan」 の特集記事。

 

「骨盤と背骨」

女のキレイの強い味方「骨盤」&「背骨」の整え方、教えます。

 

というタイトルでした。

この手の雑誌を、買うとき、葵接骨院では私自身が閲覧をしてから、

待合の雑誌コーナーにおきます。

多くの場合は、本屋でチェックした時点でアウトです。

 

この分野は、私は専門と言われるところにいると思います。

医学の世界にいれば、一般の方より、その医学分野での

情報というのはかなり早い段階で専門誌などで目にすることがあります。

 

多くの場合、その中から効果があったものや

研究が裏付けされたものが、

遅れて雑誌にのったり、メディアにのぼったりしていくので、

それが出たときには

 

 

「先生が前に言ってたやつテレビでやってた~」

 

 

ということもしばしば。

でも、その分野の知識がない人が編集をされる一般誌などでは、

まったく研究結果やその分野での研究者の話が載っていないことが多い。

今回のananの特集はまさにそれ。

メディアはどうしても、

「誰が読んでもわかるように」

とか、

「変化がよくわかるもの」

などが取り上げられやすく、

その裏側には、

 

「ブームを作り出す」

 

 

というのもあるのだと思います。

だから、せめて、葵に通われる方は、惑わされないように

この手の雑誌の検閲を私がするのです(笑)

先日、都内で配られているポコチェというフリーペーパーから、

当院で取り扱っている商品について、読者にすすめたいので・・・という

掲載依頼がきました。

 

ご掲載にあたり一部費用をご負担頂くタイアップでの記事広告となりますので、

よろしければ一度詳しい企画概要や見本誌などご覧頂きながら掲載についてご検討頂けますと幸いです

 

 

とのこと。

掲載したいといいながらの、広告掲載の依頼。

つまり、「載りました」と言ってみたって実際は

「広告料払って載せてもらいました」なんですよね。

いやゆる特集記事風の広告ページです。

ananにもこのシステムがあります。

お金を払って載せることがどうか?というのは、それぞれの経営者の方の考えです。

でも、見る方はそういうのがあると思って読まれるほうがいいということです。

読者も賢くなってくださいね。

 

作られたブームにからだを合わせるのではなく、

自分の今でている症状などから、自分と向き合って改善策を探してください。

その時に、少し専門家の助言が必要だと思ったら

そのときはぜひ、相談してください。

答えではなくヒントをさしあげます。

 

葵接骨院ではどんな患者さんが通われて、どんな印象をお持ちなのかが

みなさまの声から読み取れると思います。

詳細

 

 

 

ちなみにこのananの表紙、誤植ありです(笑)