以前まで書いていたブログ “雨のちあおい空” ・・・・プロバイダーがブログサービスをやめてしまうためにこちらにお引越ししたのですが、閉鎖までしばらくあるので久しぶりにあちらの様子をうかがいにいったら大変なことになっていた。
・・・・・・・という感じで、酪酸菌検索が一気に増えている → 絶対テレビで取り上げられた → 検索する → 酪酸菌検索でWikipedia、ミヤリサンの製造会社、研究機関、そして次にうちのブログ!!→ 検索し直し → テレビ東京の“主治医が見つかる診療所”で放送された。
ということが分かりました。
うちのブログで酪酸菌に関して取り上げているのは検索がかかっているものよりもっと古くて2009年にはあげている。院では開業した12年前からずっと言い続けていることが、テレビで流される “無料” の情報になった時に信用されるというどうにもさみしい感じだが、中にはブログを見たり、私から聞いて酪酸を試してくださった方もたくさんいたのだ。結局、目の前にいる方からしか救えないということかなぁ。まぁ、世の中がやっとうちについてきたと思っておこう。
さて、タイトルに“酪酸菌”がついているものだけが、検索でヒットしているようなので、それ以外の記事もまとめておきます。すべて、以前のブログからそのまま転載しますので内容がダブっているものもあります。
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【整腸剤】
今回は・・・整腸剤についてです。しかも短文です。これは、当院のホワイトボード用にまとめたもので、平成14年に書いたものです。う~ん、なつかしい。
では・・・・
日本では抗生物質が容易に使用されますが、抗生物質は大腸細菌叢(さいきんそう)の一部を破壊してしまいます。
破壊されると大腸に余剰スペースを生じさせてそこに悪化因子となる菌が入り込みやすくします。
大腸内では「いすとりゲーム」が展開されてその余剰スペースには「良い菌」も「悪い菌」も入り込むチャンスがあります。
軽い下痢や、腹痛には腹部の生理冷却が一番ですが、うちではほとんど注目をされていない「ラクサン菌製剤」の使用をおすすめしています。
乳酸菌系は乳酸菌が分泌する乳酸で腸内の環境を崩すという報告も多々見受けられます。
一方、ラクサン菌系は現在「ミヤリサン」等の名前で一般薬局でも安価に販売されていますし、副作用は認められず、胃液の中でも影響は受けず、菌を菌の分泌物ではなく、菌を生きた菌によって制御するので、大腸の正常細菌叢を壊すことなく、逆に増大させ、より生理性のある整腸剤と考えられます。
ちなみにペット用の整腸剤としても酪酸菌製剤があります。
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【下痢にも冷却&整腸剤(酪酸菌)】
最近、患者さんでも体調不良の方が多いので・・・・今年の風邪は圧倒的に喉ですね。
それに関しては、リコニンをおすすめしていました。
また、同時に内臓系の調子が悪い方も多い。
喉と腸は免疫系を司るものなので、どちらも調子が崩れると風邪につながりやすいですね。
実は、下痢にも冷却というのは使えます。腸の機能がうまく動かない時も腸内で炎症がおきていますから、そとから緩やかに熱をとってやるといいのです。
ただし、この寒い時期に身体は冷やさないようにして下痢でしたら、左のお腹あたり、それが嫌なら腰でも構いません。局所冷却をすると適正温度まで下がって腸の動きが取り戻されます。
そして、よく質問がされる整腸剤ですが・・・・葵接骨院では処方はできないので、私の考えと自分がやっている方法をお知らせしますね。
では・・・・
日本では抗生物質が容易に使用されますが、抗生物質は大腸細菌叢(さいきんそう)の一部を破壊してしまいます。
破壊されると大腸に余剰スペースを生じさせてそこに悪化因子となる菌が入り込みやすくします。
大腸内では「いすとりゲーム」が展開されてその余剰スペースには「良い菌」も「悪い菌」も入り込むチャンスがあります。
軽い下痢や、腹痛には腹部の生理冷却が一番ですが、私はほとんど注目をされていない「ラクサン菌製剤」を使用しています。(院でも酪酸菌の入ったサプリメントの販売はしています)
乳酸菌系は乳酸菌が分泌する乳酸で腸内の環境を崩すという報告も多々見受けられます。また、案外しられていませんが、大人になってから乳酸菌をいれてもあまり腸内には定着しないことが最近の研究ではわかっています。
一方、ラクサン菌系は現在「ミヤリサン」等の名前で一般薬局でも安価に販売されていますし、副作用は認められず、胃液の中でも影響は受けず、菌を菌の分泌物ではなく、菌を生きた菌によって制御するので、大腸の正常細菌叢を壊すことなく、逆に増大させ、より生理性のある整腸剤と考えられます。
酪酸菌そのものは大腸の栄養成分になり、また常在菌の餌にもなります。。。。なので、これをほおりこむことで、他の常在菌の働きがよくなっていきます。
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【乳酸菌は定着しない】
14日間チャレンジに、インフルエンザ予防に、生きたまま腸まで届く・・・・
ときたら、浮かぶのは【ヨーグルト】ではないでしょうか?
乳酸菌は大概、乳酸菌とビフィズス菌を合わせて【乳酸菌】としてよぶことが多いのですが、腸には乳酸菌!と思われている方も多く、朝食メニューには必ずヨーグルトを選ばれる方もきっといらっしゃると思います。
そもそも腸内環境は老化現象が反映される場所として知られ、腸内環境の変化によって免疫機能が低下したり、感染症にかかりやすくなったりします。
なんとなくそのことを知っているからみなさんは、腸のために乳酸菌というイメージをお持ちなのでしょうが、大人になってから取り入れた乳酸菌は、実は腸には定着しにくいのです。
摂取した乳酸菌が、腸内環境を刺激して一時的に免疫力を高めることはあっても、ある特定の乳酸菌が入ったヨーグルトそのものがインフルエンザに効果があるわけでもなく、乳酸菌の餌になるものがいなければこれまた力も発揮できないですし、何か一つを入れ込めば腸内が安定するものでもなく、腸内環境も腸内細菌も一人一人が異なるものです。
乳酸菌が定着しやすいのは3歳まで。
ただし、日本人にオススメは発酵食品からとることや、様々な微生物に触れる豊かな環境が大事。
また、腸内細菌を悪玉や善玉に完全に分けることも非常に難しく、大腸菌O157などはすっかり悪者のイメージが定着していますが、実は大半の大腸菌は無害でむしろビタミンなどの形成には欠かせないものだったりします。
最近はやりのピロリ菌も胃がんの原因として悪者になっていますが、食欲に関するホルモン調整をおこなっていますし、ピロリ菌の除去をすると食道がんの罹患率が上がることも報告がされています。
嗜好品としてヨーグルトなどを食されることは構わないと思いますが、腸内環境を良くしようとしたり、特定の効果を期待して毎日とることは控えるほうがいいということです。
また、葵接骨院では、腸内環境を整える方法としての食事指導や酪酸菌の入った補助食品の扱いもしています。
葵の物販は一つ一つちゃんと吟味して揃えたものばかりです。お気軽にご相談ください。
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【腸内のみなさま】
とあるトレーナーさんとの昨日のツイッターでのやりとり。。。。
なにげに交わしていた会話だったのですが、後でみたらそのやりとりを“お気に入り”に入れている方が数名いたのにはびっくりだった。
軽くツイートしたつもりが(^_^;)
というわけで、ちょっとまとめておくことにした。
話題は“キレート”についてだった。キレートとは以前にもこのブログでも話したけど、要は“デトックス”、老廃物を外に出すということ。
その出し方にもいろいろある。
たとえば、整腸作用を促して、自ら外に押し出す力をつけるとか、チャコールのように有害物質をくっつけて外に出すとか、コーヒーエネマや漢方のように引き水効果で毒をもって毒を制する的に引き出すか。
ちょうど乳酸菌とアミノキレートの話をしていたので、整腸作用系のお話と思い、“酪酸菌がいいよ”というツイートをした。
腸内には相当の数の細菌がいます。そのほとんどが何をやっているかがわからないいわゆる日和見菌なのですが、何をしているかがわかっているものもあります。
腸内細菌といって浮かぶのが“乳酸菌”だと思いますが、乳酸菌も“これが乳酸菌です!!”というものが特定されているわけでなく、乳酸を作り出す力があるもの、そういう役割をもつものをまとめて“乳酸菌”と言っています。
特に日本人は“整腸剤は乳酸菌”というイメージが強いのはCMなどの影響もあるのでしょうが、病院で処方されてお薬の説明書きをもらうと“牛乳が飲めない方には向かないこともある”旨が乳酸菌系の整腸剤のときにはかいてあったりする。
そして、日本人のほとんどが実は牛乳に対する耐性菌はもっていないことを知っている人は増えているし、医師でも知っている人が多いはず。。。。なのに、ちょっとかわった現象が病院と投薬の場で起こっている。
私も以前に牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする旨を伝え乳酸菌系の整腸剤はいらないことをつたえたけどマニュアル通りに処方されたことがある。薬が欲しかったわけではなく、状況さえ把握できればそれはそれでよかったのだが。。。。。。結局処方箋はそのままにした。
大人になってとった乳酸菌はそもそも腸には定着しにくいのである。定着がいいのは3歳まで。でも、それを逆手にとって、“毎日ヨーグルトを食べる習慣を!”みたいなCMを作ってしまっているが、ヨーグルトをとって一時的に腸内が刺激されて免疫力がアップすることはあっても、何か特定のインフルエンザに効いたりすることはなく、むしろ同じものを食べることによる遅延性のアレルギーの心配もある。そもそもヨーグルト自体も日本人にはあわない。
日本人にオススメなのは発酵食品。味噌や醤油や漬物や・・・・・・。
それ以外に勧めていているのが上記にでてきた“酪酸菌”である。
ラクサン菌系は現在「ミヤリサン」等の名前で一般薬局でも安価に販売されていますし、副作用は認められず、胃液の中でも影響は受けず、菌を菌の分泌物ではなく、菌を生きた菌によって制御するので、大腸の正常細菌叢を壊すことなく、逆に増大させ、より生理性のある整腸剤と考えられます。抗生物質への抵抗性もあり、日本の土壌から作られていて、旧日本軍でも使用されていた背景があります。
病院でも処方される場合がありますが、なんせ単価が安いから儲からないのか、薬局でもあまりおいてあるのを見たことがない。
一日3錠なら11ヶ月をこれ一本ですんでしまう。しかもAmazonで買えば6000円以下という安さ。
ちょっとお腹の調子が悪い時なんかは上手につかってやればいいわけだし。(この辺は薬事法などあるから言及はしませんが)
酪酸菌そのものは大腸の栄養成分になり、また常在菌の餌にもなります。。。。なので、これをほおりこむことで、他の常在菌の働きがよくなっていきます。
便秘や下痢の改善、お肌の改善などはミヤリサンを勧めた方からはよく聞かれますしね。
ちなみにペット用の整腸剤としても酪酸菌製剤があります。
その他にも酪酸菌は、どういうわけか二日酔い予防にも非常にいいという・・・・・経験談を多数聞いています。
二日酔い予防や、下痢や腹痛には実は生理冷却も有効なので、うちではそちらを紹介していますけどね。
そんな感じで、腸内にはいろいろな菌のみなさまがいろんなバランスで住んでいるんですね。
あっ、ミヤリサンは葵接骨院では取り扱っていませんが、酪酸菌は取り扱ってますよ。
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インフルエンザの季節になってきました。この季節になると不思議なことに「ヨーグルト」「乳酸菌」が取り上げられるという摩訶不思議な現象がおきます。
過去のブログをみても2009年から毎年このことについては触れていますが、新たなブログの読者さんもいるので、しつこいようですが、また掲載します。
乳酸菌は大概、乳酸菌とビフィズス菌を合わせて【乳酸菌】としてよぶことが多いのですが、腸には乳酸菌!と思われている方も多く、朝食メニューには必ずヨーグルトを選ばれる方もきっといらっしゃると思います。
そもそも腸内環境は老化現象が反映される場所として知られ、腸内環境の変化によって免疫機能が低下したり、感染症にかかりやすくなったりします。
なんとなくそのことを知っているからみなさんは、腸のために乳酸菌というイメージをお持ちなのでしょうが、大人になってから取り入れた乳酸菌は、実は腸には定着しにくいのです。
摂取した乳酸菌が、腸内環境を刺激して一時的に免疫力を高めることはあっても、ある特定の乳酸菌が入ったヨーグルトそのものがインフルエンザに効果があるわけでもなく、乳酸菌の餌になるものがいなければこれまた力も発揮できないですし、何か一つを入れ込めば腸内が安定するものでもなく、腸内環境も腸内細菌も一人一人が異なるものです。
乳酸菌が定着しやすいのは3歳まで。
嗜好品としてヨーグルトなどを食されることは構わないと思いますが、腸内環境を良くしようとしたり、特定の効果を期待して毎日とることは控えるほうがいいということです。
また、日本ではすぐに抗生物質が容易に使用されますが、抗生物質は大腸細菌叢(さいきんそう)の一部を破壊してしまいます。
破壊されると大腸に余剰スペースを生じさせてそこに悪化因子となる菌が入り込みやすくします。
大腸内では「いすとりゲーム」が展開されてその余剰スペースには「良い菌」も「悪い菌」も入り込むチャンスがあります。
軽い下痢や、腹痛には腹部の生理冷却が一番ですが、うちではほとんど注目をされていない「ラクサン菌製剤」の使用をおすすめしています。
乳酸菌系は乳酸菌が分泌する乳酸で腸内の環境を崩すという報告も多々見受けられます。
一方、ラクサン菌系は現在「ミヤリサン」等の名前で一般薬局でも安価に販売されていますし、副作用は認められず、胃液の中でも影響は受けず、菌を菌の分泌物ではなく、菌を生きた菌によって制御するので、大腸の正常細菌叢を壊すことなく、逆に増大させ、より生理性のある整腸剤と考えられます。
さらに酪酸菌そのものは大腸の栄養成分になり、また常在菌の餌にもなります。。。。なので、これをほおりこむことで、他の常在菌の働きがよくなっていきます。
ちなみにペット用の整腸剤としても酪酸菌製剤があります。
酪酸菌自体はamazonなどでミヤリサンという商品名で安価で売られています。葵接骨院でも酪酸菌とビタミンなどが一緒になったサプリメントも取り扱っていますが、こちらは高価です。もちろん、高価なのには理由があり、適応だと思う患者さんにはオススメしますが、まずは酪酸菌単体(ミヤリサン)で改善する人も多いので。。。。。
ちなみにミヤリサン。。。私は結構そのままボリボリってかんじで食べますが、美味しいのです。子供でも服用しやすいと思いますよ。
間違っても、インフルエンザ対策のためにヨーグルト・・・なんてならないようにお気をつけください。
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以上・・・・・主治医が見つかる診療所では
●南牧村の健康長寿の秘密
93歳(女性)の方の便を調査した結果
食物繊維を上手く利用できる、酪酸菌が多く見つかった。
◎酪酸菌…悪玉菌を減らし、乳酸菌の効果を上げるといわれる。
酪酸菌の数は、通常は、約10億個(便1gあたり)。※成人男女1122人の平均値 辨野博士の研究より
しかしこの女性は100億個もあった。
といったことのようです。