東区泉に移転して3年。
これまでの患者さんとその患者さんからの紹介で成り立ってしまっているためブログの更新がおろそかになっております・・・・
既存の患者さんはこのブログを読まないのと、LINEで配信してしまっているので。
今日は私のできることについてお話します。
新規の患者さんに言うことですが
「私ができることは2つだけ」
一つは頭からの指令が手先足先に行くようにすること
二つ目は、本来持っている関節の可動域を取り戻すこと
つまり、「痛みをとる」というお約束はしません。
そして治療にくる患者さんにお願いすることも2つ
一つ目は、治るための環境を整えること
2つ目は、治るための材料をいれること
患者さんにとって目の前の痛みを何とかしてほしい!は絶対にあります。
でも、その痛みをとった先にあるのは「思うように動きたい」なはずで、その動きが自分の脳からの指令とはバラバラだと困ってしまうんです。
足をあげているつもりが上がっていない。
握ったつもりが握れてない。
といった具合です。
うちはスポーツ選手やダンサーも多いので、「思った動きができる」の先にはパフォーマンスの高さがあります。
それを求めてそういう方が集まるんでしょうね。
長年の使い方や、その人の癖で本来の可動域を失っているのであればそれはそれで治療で戻します。
でも、持っているもの以上は治療では作ることはできません。
そして、思うように動けるからだと、可動域をもって、それをどう使うかは、競技指導者やダンスの先生のお仕事になります。
治療でいろいろなテクニックを使ったりしますが、私の治療方針はいつでも
頭からの指令が手先足先までいくことと可動域を戻すこと
にたどり着きます。
小手先の「痛みをとる」に集中しすぎると、患者さんへのウケはいいかもしれませんが、パフォーマンスは上がりません。
もちろん痛みをとることも治療の中ではしますが、枝葉の一つでしかないのが本当のところです。
どんなことをやってくれるのか?
治療院探しの一つのヒントにしていただけると助かります。