室内にいても起こる隠れ脱水


本日は土曜日。一般向け内容をお届けいたします。

 

梅雨を迎える前に暑い日が続いていますね。

昨日の名古屋は31度まで上がったみたいで、まさに夏のような天気でした。

 

ちょうど80代の女性が診察にいらしたので「お水飲んでますか?」と聞いたところ

「朝にコップ1杯飲むようにしてるけど、すぐ忘れるからいかんね」とおっしゃっていました。

 

高齢者に限らず若い方も仕事に没頭しすぎて何時間も水分補給していないという方が多いように思います。

実際他の方にも水分について尋ねると「1日にコップ1杯分飲んだかすら覚えてない」と言われる方もいます。

 

《のどが渇く》

これはすでに体内の脱水症状を表すサインになります。

この状態のときに飲んでいては遅いということ。

のどが渇く前に飲むことが大事になります。

 

まずは、1日のうちに自分がどれだけの水分を摂取しているのか改めてチェックしてみてください。

意外にも食事中全然飲まないという方もいらっしゃいます。

飲む習慣がない方はまず1日で1Lの水を飲み切るように意識してみましょう。

多少意識して飲まれている方は

【体重40㎏⇒1.7~2L】【50㎏⇒2~2.5L】【60㎏⇒2.5~3L】【70㎏⇒3~3.5L】

を目安にしていただくといいと思います。

 

以前、ボディメイクの目線から水分補給をお伝えしましたが…《→水を飲むのが辛い》

体脂肪を減らすときに必要な水分量は

日常の脱水を防ぐために必要な水分量より少し多くなります。

まずそもそも水が飲めない方はボディメイクで当てはめた数式(50㎏の場合2.5L)の前に、最低限必要な量が飲めるようにしましょう。

 

 

夏に向けて熱中症対策をしなければいけませんが、水を飲むことも大事な対策の1つ。

気付いていないだけで、案外脱水症状の方はたくさんいます。

《水を飲む》トレーニングを徐々に始めましょうね。